すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

スタッフネコ1

2006年08月31日 | 
先日載せた、スタッフが拾ったネコたちのその後です。

3匹のネコたちのことを、
拾った2人のスタッフは、
「長男、次男、末っ子」と呼んでいます。

この子たち、私の見る限りですが、
うちのすず、りんとお父さんが一緒、
ちぃとは、もしかしたら両親ともに同じネコの子のようです。

この写真は、末っ子(♀)です。
長男、次男は黒ネコで、お父さんと推定されるオスネコ似です。
でも1匹だけ、この子は、お母さんネコ似です。
お母さんと思われるメスネコは、三毛で、
長女は、その三毛の毛先だけが黒くなっていて、
三毛の模様がぼんやりしているような感じに見えます。


先日病院に行ったんですが、
まだネコ風邪が治り切っていないので、
目ヤニがカピカピです。

でも、よく食べ、よく寝て、
初めて見たときより、2回りくらい大きくなってましたよ
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もう、秋?

2006年08月30日 | ちょっとしたこと
写真はすずです。

だんだん涼しくなってきてますね。
今日は曇り時々雨で、湿度が高かったせいか、
少し蒸し暑かったですが、
もう、半袖1枚じゃ無理ですね。

夜寝るときに半袖でも、
朝、「あ~長袖着て寝れば良かった。」
と思うことがよくあります。

ちなみに今日、私の職場で見た温度計は、
日中で、23℃でした。
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里親探しに思う。3

2006年08月29日 | 
私は以前、動物関係の専門学校に通っていました。

ペットブームが始まり、
トリマーや動物病院の看護士を育成する専門学校が流行りだした頃です。

私と同じ、動物好きの人たちがたくさん入学し、
最初の授業で、講師の先生と顔合わせをしました。
その際、クラスのみんなとディスカッションをするテーマを、
先生が発表しました。

「みんなは、動物が好きでこの学校に入った。
その、動物が大好きなみんなに問う。
もし、みんなが、犬か猫を飼っていたとする。
みんなはそのペットをとてもかわいがっていた。
しかし、突然引越しが決まり、ペットを飼えなくなってしまったら、
みんななら、どうする?」

私たちは答えました。「他に誰か、代わりに飼ってくれる人を探します。」

「でも、もう大人になったペットを、代わりに飼ってくれる人は、
そう簡単には見つからない。」

「それでも探します。」

「それでも見つからなかったら?」

・・・私たちは、答えを失いました。
「捨てる」なんてことは、問題外。
でも、見つからなかったら・・・。


「保健所だ。」



私たちは、耳を疑いました。
先生は、こう続けました。

「良いか。奇麗事を言うのは簡単だ。
そりゃあ誰だって、代わりに飼ってくれる人を探すし、
それでそういう人が見つかったら、めでたしめでたし、だ。

しかし、そうできなかったら保健所に連れて行くしかない場合もある。

ただし、保健所に行って、
『飼えなくなったので(私たちの見えないところで)殺してください』
というのはダメだ。最低だ。
日本はこういう人間ばかりだ。

保健所に行ったら、自分が昨日まで家族として
同じ時間をたくさん共有してきた自分の分身であるペットを、
静かに保定(動物を、動いたりしないように押さえること)して、
注射を打たれてだんだん冷たくなっていくペットの体温を感じろ。
自分たちのエゴや無責任で、
この子が自分の腕の中で、殺されていくのを実感しろ。
『自分は知らない』ではなく、
『自分が殺したんだ』という事実を直視し、
自分が殺した命があったことやその罪を忘れるな。
そして、2度と自分が同じことをしないように懺悔しろ。

そして、・・・そのペットには、せめて飼い主の腕の中で最期を迎えさせてやれ。

・・・そうやって、海外では、自分の子供に命の重さを教えているところもある。
実際に、そういうことにならずに教えられれば良いんだけどな。」

私は、思いました。
「そうだ。本当は、そんなこと(ペットを保健所に連れて行くこと)は、
あってはいけない。
でもそのくらいして命の大事さを、刻み込まないとダメなんだ。」と。

この、学校の教え方には、賛否両論あるかもしれません。

でも、言いたいことは、
「自分の命は、自分だけの力で生きながらえているわけじゃない。」
ということなんです。


これを読んでくれているみなさんならおわかりでしょうが、
重ねて言いますが、決して、
「自分たちの家族の一員を飼えなくなったら
保健所に連れて行きなさい」と言っているのではありません。

自分が他の命を軽んじたり、他の命を絶ったりする資格は無いし、
自分の周りに息づいている生に感謝して、
人生を生きなければいけない。

それを、数十年経っても忘れないくらいのインパクトで、
教えてくれたんだと思います。

そして、私はこれからもそう生きていこうと思います。

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狙われてます。

2006年08月28日 | 
昨日の写真もそうですが、
誰かとかくれんぼしてるのか、ぼ~っとしてるのか
いまいちわかりづらいはろ。

いつの間にか、ちぃが背後から忍び寄ってますよ~
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保護色。

2006年08月27日 | 
枯れ草の中にいるはろ。

なんとなく、はろも、
心なしか何かから見つからないようにしているような表情ですね

すずたちとかくれんぼでもしてるんでしょうか
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くぐれるのかな。

2006年08月26日 | 
写真は、すずです。

こっち側に来るだけなのに、
意地でもくぐって来たいんだね~。

体が通るかな
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里親、見つかりそうです。

2006年08月25日 | 
先日、牧場の敷地内で、スタッフが仔猫を3匹保護しました。









なんとか無事に、里親が見つかりそうです。
まだ「決まりそう、かな」という感じだし、
3匹一緒なのか、それぞれ違う場所で、
違う道を行くことになるかも、
まだ決定はしていません。

でも、ちょっと光が射してきているようです。

今後は、あまり範囲を広げず、
ある程度絞った中から、決めていけたら、と思っています。

不慣れなことで、みなさんへ提供すべき情報が足りなかったり、
ご迷惑をおかけしましたが、
この子猫たちを見に来てくださったみなさん、
この子猫たちのことを紹介してくださったみなさん、

本当にありがとうございました


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退職

2006年08月24日 | ちょっとしたこと
先日、うちの会社の賄いのおばちゃんが来月退職することが決まりました。

入社当時は、20人を越える人数のスタッフの食事作りを1人で任されて、
「やれるかどうか・・・。」と不安がっていたおばちゃんでしたが、
あれから数年、もう今では、
「すいません、明日からスタッフが1人増えるので、お願いします。」
という一言で、在庫がある材料の中で全員のメニューを変更し、
人数が増える対応をすばやくしてもらえるほどでした。

若いスタッフの、人に対してや食事に対しての常識の無さ、
また、業務内容をチェックする経営者側との意見の食い違いなど、
この数年、楽しいことばかりじゃなく、
嫌な思いをしたこともたくさんあったと思います。

同じ女性で、年も他のスタッフより近い、ということもあって、
私は話すことも多かったんですが、
年下の私に話さないことで、もっといろんな思いをしただろうし、
私も実際には何も力にはなれませんでした。

でも、先日、そのおばちゃんがこう言ってくれました。

「大変だったし、ストレスもあったし、
もう辞めようか、と思ったことも何度もあったよ。
でも、この数年、私はとっても充実してたと思う。ありがとう。」

私は、お世辞でもそう言ってくれたおばちゃんを、
とっても尊敬したし、おばちゃんに負けないくらい頭を下げました。

そして、
「(今まで10数人の食事の面倒を見てきたのに)
これから夫婦2人だけの食事を作るだけになるから、
それに慣れるまで逆に大変だわ~。」
と大笑いしてました

ありがとう、おばちゃん。

とりあえずは、退職した後は、
少し体をゆっくり休ませて、
それから好きな庭での野菜作りを再開してください。

今度おばちゃん家に遊びに行きます。

そして、まだあと少し、仕事をよろしくお願いします

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砂だらけ。

2006年08月23日 | 
あ~~~

こんなにゴロゴロして・・・。
ちぃは砂だらけです。

でもうれしそうだから、良いっか
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8月体重測定

2006年08月22日 | 
写真は、りんです。

左から、6月、7月、そして今回の体重です。

ねね 5.2kg → 5.3kg → 5.0kg(0.3kg減)
はろ 5.8kg → 5.7kg → 5.8kg(0.1kg増)
すず 4.8kg → 4.6kg → 4.6kg
りん 5.6kg → 6.0kg → 4.8kg(1.2kg減)
ちぃ 2.8kg → 3.0kg → 2.6kg(0.4kg減)

お~!りんの体重が減ってます!!
実は、先月6kgの大台に乗ったりんを、どうにかしなければ!と、
ダイエットを始めたのです。

「ダイエット」といっても、
毎回の食事の際、食べ残したものをさっさと片付ける。
特にりんやはろは、ほっとくと他のネコの食べ残しまで食べてしまうので、
ちゃんと自分のだけ食べて終わり。

これを徹底したんです。

それと、今回は、りんの外泊(2泊)明けだったから、余計ですね。

あとは、この体重をキープできるかどうか、ですね~

次は、はろだな


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里親探しに思う。2

2006年08月21日 | 
まずは、「きっこの日記」を読んでみてください。

ひろみさんもおっしゃってますが、
きっこさんの坂東眞砂子さんに対する私見はともかく、
私も、坂東眞砂子さんの言うことは間違っていると思います。

もし、彼女の意見が正しいとおっしゃる方がいたら、
これを読んでみてください。

ワンの物語
『How Could You...』
by Jim Wills, 2001

私がまだ子犬だった頃、私はあなたが喜ぶような仕草をして、あなたを笑わせました。
When I was a puppy, I entertained you with my antics and made you laugh.

あなたは私のことを「うちの子」と呼び、私がどんなに靴やクッションを破壊しても、
You called me your child, and despite a number of chewed shoes

私たちは最良の友となりました。
and a couple of murdered throw pillows, I became your best friend.

私が悪さをすると、あなたは私を指差し、その指を振りながら、
Whenever I was "bad", you'd shake your finger at me

「どうして・・・?」と問いました。
and ask "How could you?"

しかしすぐに、あなたは微笑み、私を転がしておなかを撫でてくれました。
But then you'd relent, and roll me over for a belly rub.

あなたがとても忙しかったので、私の破壊癖は思ったより長く続きましたが、
My housebreaking took a little longer than expected,

それはお互い時間をかけて解決しましたね。
because you were terribly busy, but we worked on that together.

あなたに寄り添い、あなたの信念や、誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入った夜のことを
I remember those nights of nuzzling you in bed

私は今でも覚えています。
and listening to your confidences and secret dreams,

あのとき私は、これ以上幸せな人生はないと、固く信じていました。
and I believed that life could not be anymore perfect.

私たちはたくさん散歩をし、公園で走り、ドライブし、途中でソフトクリームを食べました。
We went for long walks and runs in the park, car rides, stops for ice cream

(あなたは「アイスクリームは犬の体に悪いから」と言って、
私にはコーンしかくれませんでしたが・・・)
(I only got the cone because "ice cream is bad for dogs," you said),

私はいつも陽だまりでうたた寝をしながら、
and I took long naps in the sun

あなたが一日の仕事を終えて家に帰ってくるのを待ちました。
waiting for you to come home at the end of the day.



次第に、あなたは仕事や出世のために費やす時間が長くなり、
Gradually, you began spending more time at work and on your career,

やがて人間のパートナーを探すようになりました。
and more time searching for a human mate.

私は辛抱強く待ちました。あなたが傷付いた時や落ち込んだ時にはあなたを慰め、
I waited for you patiently, comforted you through heartbreaks and disappointments,

あなたの決断が間違っていても決して非難せず、
never chided you about bad decisions,

あなたが家に帰ってくると、おおはしゃぎして喜びました。
and romped with glee at your homecomings,

あなたが恋に落ちたときも、いっしょになって歓喜しました。
and when you fell in love.

彼女-今はあなたの奥さんですが-は、「イヌ好き」な人ではありませんでしたが、
She, now your wife, is not a "dog person" still I welcomed her into our home,

それでも私は彼女を受け入れ、愛情を示し、彼女の言うことを聞きました。
tried to show her affection, and obeyed her.

あなたが幸せだったから、私も幸せだったのです・・・
I was happy because you were happy.

やがて人間の赤ちゃんが産まれてきて、私も一緒に、その興奮を味わいました。
Then the human babies came along and I shared your excitement.

赤ちゃんたちの、そのピンク色の肌に、またその香りに、私は魅了されました。
I was fascinated by their pinkness, how they smelled,

私も、赤ちゃんたちを可愛がりたかったのです。
and I wanted to mother them too.

しかしあなたたちは、私が赤ちゃんを傷つけるのではないかと心配し、
Only she and you worried that I might hurt them,

私は一日の大半を他の部屋やケージに閉じ込められて過しました。
and I spent most of my time banished to another room, or to a dog crate.

私がどれほど赤ちゃんたちを愛したいと思ったことか。でも私は「愛の囚人」でした。
Oh, how I wanted to love them, but I became a "prisoner of love".

赤ちゃんたちが成長するにつれて、私は彼らの友達になりました。
As they began to grow, I became their friend.

彼らは私の毛にしがみついて、よちよち足でつかまり立ちをしたり、
They clung to my fur and pulled themselves up on wobbly legs,

私の目を指で突付いたり、耳をめくって中を覗いたり、私の鼻にキスをしました。
poked fingers in my eyes, investigated my ears, andgave me kisses on my nose.

私は彼らの全てを愛し、彼らが私を撫でるたびに喜びました。
I loved everything about them and their touch--

何故なら、あなたはもう、めったに私を触らなかったから・・・
because your touch was now so infrequent--

必要があれば私は命を投げ出しても、子供たちを守ったでしょう。
and I would have defended them with my life if need be.

私は彼らのベッドにもぐりこみ、彼らの悩み事や、
I would sneak into their beds and listen to

誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入りました。
their worries and secret dreams,

そして一緒に、あなたを乗せて帰ってくる車の音を待ちました。
and together we waited for the sound of your car in the driveway.

以前あなたは、誰かに犬を飼っているかと聞かれると、私の写真を財布から取り出し、
There had been a time, when others asked you if you had a dog, that you produced

私の話を聞かせていたこともありました。
a photo of me from your wallet and told them stories about me.

ここ数年、あなたは「ええ」とだけ答え、すぐに話題を変えました。
These past few years, you just answered "yes" and changed the subject.

私は「あなたの犬」から「ただの犬」になり、
I had gone from being "your dog" to "just a dog," and

私にかかる全ての出費を惜しむようになりました。
you resented every expenditure on my behalf.



そして、あなたは別の街で新しい仕事を見つけ、
Now, you have a new career opportunity in another city,

みんなでペット不可のマンションに引越しをすることになりました。
and you and they will be moving to an apartment that does not allow pets.

あなたは「自分の家族」のために正しい決断をしましたが、
You've made the right decision for your "family,"

かつて、私があなたのたった一人の家族だった時もあったのです。
but there was a time when I was your only family.

私は久々のドライブで、とても嬉しかった・・・保健所に着くまでは-。
I was excited about the car ride until we arrived at the animal shelter.

そこには犬や猫たちの、恐怖と絶望の臭いが漂っていました。
It smelled of dogs and cats, of fear, of hopelessness.

あなたは書類に記入を済ませて、係員に「この子によい里親を探してくれ」と言いました。
You filled out the paperwork and said "I know you will find a good home for her."

保健所の人は肩をすくめて、眉をひそめました。彼らは知っていたのです、
They shrugged and gave you a pained look. They understood the realities

歳を取った成犬たちが-たとえ「血統書」付きでも-直面する現実を・・・
facing a middle-aged dog, even one with "papers."

あなたは、「パパやめて、ボクの犬を連れて行かせないで!」と叫ぶ息子の指を
You had to prise your son's fingers loose from my collar as he screamed

一本一本、私の首輪から引き離さなければなりませんでした。
"No Daddy! Please don't let them take my dog!"

私はあなたの子供のことを心配しました。何故なら、あなたはたった今、このことを通して
And I worried for him, and what lessons you had just taught him about friendship

友情、誠実さ、愛、責任、そしてすべての生命への尊重の意味を、彼に教えたのです。
and loyalty, about love and responsibility, and about respect for all life.

あなたは私の頭を軽くたたき「さよなら」と言いました。あなたは私から目をそらし、
You gave me a good-bye pat on the head, avoided my eyes, and

首輪とリードを持ち帰ることさえ、丁重に断りました。
politely refused to take my collar and leash with you.

あなたにとって守るべき期日があったように、今度は私にも期日がやってきました。
You had a deadline to meet and now I have one, too.

あなたが去った後、やさしい女性係員が二人やってきて言いました。
After you left, the two nice ladies said

「何ヶ月も前からこの引越しのことを知っていたはずなのに、
you probably knew about your upcoming move months ago and

里親を探す努力もしなかったのね・・・」と。
made no attempt to find me another good home.

彼女たちは首を振りながらつぶやきました。「どうして・・・?」
They shook their heads and asked "How could you?"



保健所の人たちは、忙しさの合間に、とても親切にしてくれました。
They are as attentive to us here in the shelter as their busy schedules allow.

もちろんゴハンはくれました。でも、私の食欲はもう何日も前からなくなっていました。
They feed us, of course, but I lost my appetite days ago.

最初は誰かが私のケージの前を通るたびに、走り寄りました。
At first, whenever anyone passed my pen, I rushed to the front,

あなたが考えを変えて私を迎えに来てくれたのだと願いました。
hoping it was you that you had changed your mind,



今回のことが全部、悪夢であってほしいと願いました。
-- that this was all a bad dream...

そうでなければ、せめて私を気に留め、ここから助け出してくれる誰かが来てくれればと・・・
or I hoped it would at least be someone who cared, anyone who might save me.

しかし、幼い子犬たちの愛情を求める可愛らしい仕草には敵わないと悟った年老いた私は、
When I realised I could not compete with the frolicking for attention of

子犬たちの明るい運命を脇目に、ケージの隅に引っ込み、ひたすら待ちました。
happy puppies, oblivious to their own fate. I retreated to a far corner and waited.

ある日の夜、係員の女性の足音が近づいてきました。
I heard her footsteps as she came for me at the end of the day,

私は彼女の後に続いて通路をとぼとぼ歩き、別の部屋に行きました。
and I padded along the aisle after her to a seperate room.

しんと静まり返った部屋でした。
A blissfully quiet room.

彼女は私を台の上に乗せ、私の耳を撫で、心配しないで、と言いました。
she placed me on the table and rubbed my ears, and told me not to worry.

私の心臓が、今まさに起きようとしている事実を予期し、ドキドキと鼓動しました。
My heart pounded in anticipation of what was to come,

しかし同時に、安心感のようなものも感じました。
but there was also a sense of relief.

かつての愛の囚人には、もう時は残されていませんでした。
The prisoner of love had run out of days.

生まれついての性格からか、私は自分のことより、係員の彼女のことを心配しました。
As is my nature, I was more concerned about her.

彼女が今果たそうとしている責務が、彼女に耐え難い重荷となってのしかかっていることを、
The burden which she bears weighs heavily on her,

私は知っていたからです・・・かつて私があなたの気持ちをすべて感じ取ったように-。
and I know that, the same way I knew your every mood.

彼女は頬に涙を流しながら、私の前肢に止血帯を巻きました。
She gently placed a tourniquet around my foreleg as a tear ran down her cheek.

私は、何年も前に私があなたを慰めたときと同じように、彼女の手を舐めました。
I licked her hand in the same way I used to comfort you so many years ago.

彼女は私の静脈に注射の針を挿入しました。
She expertly slid the hypodermic needle into my vein.

私は針の傷みと、体に流れ入る冷たい液体を感じ、横たわりました。
As I felt the sting and the cool liquid coursing through my body, I lay down

私は眠気に襲われながら彼女の目を見つめ、「どうして・・・?」と呟きました。
sleepily, looked into her kind eyes and murmured "How could you?"

おそらく彼女は私の犬の言葉が分かったのでしょう、
Perhaps because she understood my dogspeak,

「本当にごめんなさい・・・」と言いました。
she said "I'm so sorry."

彼女は私を腕に抱きました。そして、「あなたはもっと良い場所へ行くのよ。」
She hugged me, and hurriedly explained that it was her job to make sure I went to

「ないがしろにされたり、虐待されたり、捨てられたり、
better place, where I wouldn't be ignored or abused or abandoned,

自力で生きていかなけらばならないようなところではなく、
or have to fend for myself

愛と光に満ちた、この世界とは全く違う場所に、
-- a place of love and light

あなたが行くのを見届けるのが私の仕事なの・・・。」と、急ぐように説明しました。
so very different from this earthly place.

私は最後の力を振り絞り、尻尾を一振りすることで、彼女に伝えようとしました。
And with my last bit of energy, I tried to convey to her with a thump of my tail that

さっきの「どうして・・・?」は彼女に対する言葉ではなく、
my "How could you?" was not directed at her.

あなた、私の最愛なる主人である、あなたへの言葉だったのだと・・・。
It was you, My Beloved Master,

私はいつもあなたのことを想っていました。これからもあなたのことを想うでしょう・・・
I was thinking of. I will think of you

そして私は永遠に、あなたを待ち続けます。
and wait for you forever.

あなたの人生に関わる人すべてが、これからもずっと、私と同じくらい誠実でありますように・・・
May everyone in your life continue to show you so much loyalty.

終わり・・・
THE END.



原文 TUNAMARA KENNELS さん より   

『プリンセス マーメイド』のHP 『ワンの物語』 より。



これを、涙無しで読めますか?

この物語は、ジム・ウィルスという方が書いたエッセイで、
非営利目的であればどなたでもこの文をHPや雑誌等に載せることができます。
かわいそうな命が少しでも減るよう、役立てていただければ幸いです。



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雨の後も。

2006年08月20日 | 
蒸し暑いのは変わりません。

でも、暑いのは、湿度が高いからで、
気温は、25℃。

もう今年は30℃を越えることは無いかもしれません。

風ももう涼しくて、
私もネコたちも、バテずに済みそうです。

写真は、ねねとはろです。

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里親探しに思う。

2006年08月19日 | 
先日から、自分が直接、仔猫の里親探しに携わることになって、
ネットでいろいろなHPや記事を検索する中で、
「里親詐欺」という言葉を知りました。

その1つが、平成16年に大阪で起きた里親詐欺事件です。

大阪市内でM.Kという女性が
里親募集をしていた人9人に、善人を装い言葉巧みに近づき、
わずか二ヵ月半の間に17匹の猫をだまし取りました。
その後、この猫たちの行方は知れず、
騙されたとはいえ、この様な人物の元へ里子に出してしまった方々は、
自責の念に駆られて大変辛い思いをされました。

被害者の方8人が民事訴訟を起こし、
同時に詐欺容疑で大阪地検に告訴状を提出しました。
が、提出した告訴はその後動いた気配は無く、
M.Kを罰する為に、そして新たな犠牲を防ぐ為に、
周囲の方々の協力もあって、たくさんの人たちが署名をしてくださったそうです。

その後、この事件が全面解決したかどうかはわかりませんし、
ネットの顔の見えない世界を悪用した、
このような「里親詐欺」が、その後も後を絶たないそうです。

自分が騙されて嫌な思いをするだけでなく、
何にも知らない小さな命を一番の被害者とさせてしまう「里親詐欺」。
絶対に許すことはできないし、
絶対に騙されることが無いように、
細心の注意を払わなければいけませんね。


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それぞれの距離感。

2006年08月18日 | 
写真は、手前から、はろ、ねね、ちぃです。

微妙な感じで距離を保ちつつ、
くつろいでいます。

ただでさえデカイはろが一番手前で、
ますますデカく見えます
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たまには、1人で。

2006年08月17日 | 
ねね、お疲れです。

たまには、誰からも枕扱いされずに、
こうやって1人で寝るのも、良いよね。

まるで、久しぶりに子守りから解放されたお母さんのようですね
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