本日は月初めの一日にあたりますので、本殿では月次祭のご奉仕がありました。
先日行われた夏越大祓には、過酷な夏を乗り切るためということもあって、様々な風習がともに伝えられています。皆でくぐる「茅の輪くぐり」もそうですが、大祓当日に参列者の皆様へお分かちする「ちまき」もその一つです。
「ちまき」 玄関の外側に吊して災除けの御守りとします |
「ちまき」は元々京都八坂神社の祇園祭にて配られるもので、みどろヶ池付近の山より笹を採り、中身なしで巻いてつくられます。
当神社では八坂神社とおなじく素戔鳴尊をお祀りしているご縁で、八坂神社と同じちまきを毎年お分かちしております。
夏の暑さは“草木もしぼむ”と表現されることもありますが、その季節でも青々と茂る笹・茅に古代の人々は霊力を感じていたのでしょう。