本当に季節の移り変わりは早いものですね!
2、3日前はまだ暑い暑いと言っていたような気がしますが、今日は肌寒さすら感じる陽気となりました。昨日まで蝉がまだ鳴いていましたが、一転今日なると日中でも虫の音が聞こえています。
境内では秋の知らせが次々とやって来て、昨日お話しさせて頂いた銀杏の実や榧(かや)の実が落ちてきています。
中にアーモンドのような種が入っています。
昔はこの種から油をとって食用や灯火に用いていたそうです。
榧(かや)は山地に自生していて、材は緻密で耐朽性が高いので建築材や風呂桶などに用いられ、また碁盤や将棋盤などの材としては最上のものとされているそうです。
また、このような可憐な花も咲いていました。
秋の訪れは次々にやって来てあっという間に秋本番になってしまいます。
今月30日は仲秋の名月、十五夜です。この日、暑かった日々を思い返しながら過ごしやすくなった秋を観じ、日本の四季や風習を愛でてみたらいかがでしょう。