御神札もお守りもどちらも神様のお力を戴くものでございますが、御神札は家の神棚でお祀りをして家をお守りして戴くものです。対して御守は、人がそれぞれ常に身に付けていただき神様にお守り戴くものです。
お祓いの様子
上は、これから社頭にて頒布するお守りのお祓いをしている様子です。神社では、お守りに限らず御神札・縁起物などは御神前でお祓いをしてのちに皆様に頒布をさせていただいております。
以前お守りを幾つか持っていると神様同士がケンカをしてしまうのでは、という御質問がございましたが、私たち神主はそうは考えてはいません。日本では、八百万神という言葉があるように多くの神様がいらっしゃいます。それぞれ神様によって、性格も違えば御神徳も違います。それぞれの神様がそれぞれの御神徳をもってお守り下さりますので、むやみに数を増やして逆にぞんざいに扱うような失礼な事がなければ、お守りは幾つも持っていても障りはありません。