座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

平成29年 入谷諏訪明神例祭 斎行

2017年04月17日 | 兼務神社

本日11:00より、座間市入谷鎮座の兼務神社『諏訪明神』において例祭が斎行されました。

この鈴鹿明神社から座間駅に向かう途中の“梨の木坂”の坂下に鳥居がありますので、通る方々には御祭礼の提灯が掲げられているのが見えたかもしれません。

諏訪明神の御祭神は『建御名方神(たけみなかたのかみ)』という神様です。

神話によると天皇家の御先祖たる天孫が日本に降り立つ際、出雲を治めていた大国主命の二人の息子の内この建御名方神が反対をした、その後天孫の御使いである武甕槌神との力比べに負けた建御名方神は、今の長野県諏訪湖のほとりまで逃げて降参した、とあります。

その話が長野県諏訪大社の御由緒となっているのですが、今日例祭の行われた諏訪明神をはじめ、特に関東には多く諏訪社がお祀りされていると聞きます。 負けた神様と記されながらこれほどの崇敬を集めているのには、知られざる訳があるのでしょう。


今日は天気が荒れるという話でしたが昼を過ぎても穏やかな空模様で、例祭は恙なく斎行することができました。

これも御神徳というものでしょうか。 大御蔭をいただいての、氏子の皆様方のご安寧とご健勝をお祈り申し上げております。