この一年間、当ブログにお付き合いを頂き、ありがとうございました。
2012年の11作品に続き、2013年も9作品に登場した「動物村の仲良し3人組」シリ
ーズの面々が年末のご挨拶を申し上げます。
コン太:おいおい、聞いていないぞ。突然の指名は迷惑だよね~。
ポン吉:そうだ、そうだ。どうすりゃいいのか、わかんないよ。
ミミ :でも、一番多く出演させてもらったから、挨拶くらいしないと悪いわ。
コン太:そう言われてみれば、その通りだね。それじゃ~、この一年を振り返って
印象に残ったことを思い出してみようか。
ポン吉:僕は水の精たちに会ったのが嬉しかったな。去年は「カッパの川太郎」だ
けだったけど、今年は雪だるまに変身していた「レイニー」。
そして滝つぼに住んでいる「ナマズの王様」。
コン太:僕は長老の家で会った「フクロウ博士」。言葉を話せる鳥なんて初めてだ。
鳥といえば、あの巨大な卵から生まれた翼竜の赤ちゃんは、今どうして
いるのかなあ~。それに「おさわがせ天狗」も忘れられないな。
ミミ :私は「花の精の音楽隊」。とっても可愛かったわ。また会いに行きましょうね。
ポン吉:レイニーに貸したマフラーと帽子が戻ってきて、それが天狗さんの帰り道
を見つけてくれるなんて思わなかったから、驚いたよ。
コン太:驚くといえば、この間の「幻炎の森」。僕はてっきり山火事だと勘違いし
ちゃった。山を真っ赤に染めるなんて、人間はすごいものを発明するん
だね。
ミミ :フクロウ博士と花の精たちは知り合いなのかな?今度聞いてみようかな。
ポン吉:ナマズの王様とは再会を約束したから、春になればきっと会えるね。
楽しみだな。
コン太:でも絶対に王様を笑わせてはダメだよ。地面が揺れると恐いからね。
ミミ :ひとつ、忘れてるものがあるわよ。
ポン吉:全部思い出したと思うけど、ほかに何かあったっけ?
コン太:え~っと、僕も分からない。
ミミ :ほら、私たちが人間のテレビに映し出されたことよ。忘れちゃったの?
ポン吉:そうだ!「人間の世界に近づきすぎると危険」という警告だと長老が言
ってたな。
コン太:人間って怖いよね。夜でも森の中を監視できる機械を発明しているんだもの。
真っ赤な森といい、人間の発明力には恐れ入ったよ。注意しようね。
ミミ :私たちの思い出話はこれくらいにして、そろそろ年末のご挨拶をしましょうよ。
ポン吉:そうだね、今年も僕たちの体験談を読んで頂いてありがとうございました。
コン太:来年は僕たちの体が一段と逞しくなるはずだから、もっと大きな冒険をするぞ。
そして大人たちの仕事もいっぱい覚えるよ。
ミミ :私もお母さんから「たくさんお手伝いしてね」と言われているの。頼りにされ
ているから頑張らなくっちゃ。
それでは最後に声を揃えて、皆さまに年末のご挨拶をしましょうよ。
全員 :来年も週1回の掲載ペースのようです。私たち3人組も何度か登場すると思いま
すので、どうぞご期待下さい。
引き続き、ご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。
新しい年が皆さまにとって素晴らしい年になりますように。