すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

クキョーザウルス

2006-12-26 23:22:02 | ひとりごと
 クリスマスも終わってしまい、年末が見えてくると、何となく慌ただしく気ぜわしい。ああ、大掃除も今年はろくに出来ていない。私はウイルスで寝込んだし、母は父の介護で忙しく・・・。やっと年末の縁起物を買いに行ったら「辰」の買い物で、NG。
 田舎はあれこれ縁起にこだわる。「辰巳」は亡くなった方の正月だから、正月の買い物は控えるものだ。餅つきも「9のもち(苦の餅)」はつくものじゃないという。あとの残り少ない日で、どうにかなるかなあ・・・?

 クリスマス・・・といえば、昔こんなことがあった。
 クリスマスに特に予定のなかった友人とふたりで
「なんか、寂しいよね~」
と話していたら、予定のある友人に袈裟懸けに切られた(ような気がした)。
 「寂しいってのは恋人がいて、それなのに会えない。だから寂しいっていうんだよ。あんたらいないんだから、さみしいじゃなくて、むなしい・・・ていうの。」

 そのあとふたりで
 「なあ、むなしいってどう書いたっけ?」
 「空しい・・・虚しい」
 「むなしいむなしいと書いて「空虚(くうきょ)」。ああ・・私たちは虚しい恐竜クキョーザウルスだあ!」
 「叫べ!クキョー!クキョー!」
 「クキョークキョー!」

聖夜の夜に、長く雄叫びは続いたのだった。
 
 だから、予定が決まらないんや!!!
コメント (3)
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