すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ゆでたまごお肌になったかな

2008-11-15 21:59:51 | うちのキヨちゃん
 今日は午前中に、私はレンジフードやシンクの掃除、キヨちゃんは芋掘りに勤しんだ。夕方からキヨちゃんを近所の温泉に連れていく予定だったので、早くから動いていた。
 キヨちゃんは芋掘りに行ったついでに近所で道草をし
 「今日なあ、すずが温泉に連れていってくれるんよ~。」
と自慢して回り、ついには温泉のただ券をゲットしてきていた。
 「話したら、うちに券あるよってくれたん。」
とは、なかなかやるではないか。
 温泉では
 「初めての場所じゃけん、分からん。」
とか言うくせに、どんどん一人で動くので付いていくのが大変だった。しかも風呂なので補聴器を外しているので、声が大きい。別に声が大きいのはいいが
 「汚れとるだろ~。すごいなあ~、顔からぼろぼろ垢が落ちよる。」
内容がいけない。知らない人が聞いたら本気にするじゃないか。
 そして、キヨちゃんのシャンプーをしてから自分、キヨちゃんの背中を流してから自分・・・とするので、当然自分の方が後れるわけだ。しかしせっかちなキヨちゃんはどんどん先に行ってしまう。露天ぶろにも行きたかったが、キヨちゃんがもう帰るというので、そそくさと湯から出た。
 戻ってから父にお経をあげ、温泉の報告をする。しきりに
 「美人になったろう。」
と父に語りかけていた。それから一緒にテレビを観ながら、キヨちゃんはうとうと。21時に布団に行くときには
 「布団に入ると目がさえてしまう。」
とぐちぐち言っていたが、15分もすると揺すっても起きないくらいに眠っている。お気楽な物だ。お陰でこっちは温泉に入った気がしない(笑)。


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コメント (3)
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