すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ルパンの消息

2010-07-06 21:19:21 | ひとりごと
 忙しい。何だかやはり忙しい。私が忙しいということは、所長(歳若い上司)はもっと忙しいということで、彼女は先々月急に仕事が入って公休に出勤。早く消化しろと言われながら未だに休めていない。
 ケアマネはどこもこんな感じなのだろうか・・・。どこも大変だとは聞いているが、前にも書いたような理由で気持ちがついていかない。体も心も重たい。
 先月キヨちゃんとピンクの娘を通院介助することがあり、久しぶりに小説を読むことが出来た。病院は待ち時間が長いから読書向きだ。
 好きな作家は何人かいる。浅田次郎さん、東野圭吾さん、横山秀夫さん等々。この前読んだのは東野圭吾さんの「卒業」と横山秀夫さんの「臨場」である。卒業はテレビドラマになった「新参者」の主人公が学生時代の頃、刑事になる前の話である。ドラマも面白かったが、これもとても面白かった。臨場はこれこそそのままがドラマ化されていたが、ドラマ同様やはり面白かった。
 横山秀夫さんの作品は、小説で呼んでもドラマで見ても映画で見ても面白い。一時期すごく好きで立て続けに読んだ。「クライマーズ・ハイ」「半落ち」「第三の時効」「深追い」「真相」。半落ちは映画でも「やられた」と思うほど感動した。
 久しぶりの読書で、どうしても幻の処女作「ルパンの消息」が読みたくなった。ところが、本を買う前にDVDを見つけてしまったので、キャスティングにも惹かれてどうしても観たくなった。
 これは私たち以上の世代なら有名な「3億円事件」をからめている。ひとつひとつ謎が増えたり解けたりするところが、本当に良く出来ている。説明が下手な上に、内容を書いてしまうのも何なので「面白かった」としか言えないのが残念だ。読書感想文なら最低点だ・・・。そう言えば、夏休みの宿題の読書感想文は苦手だったなあ・・・。
 活字や映画は心を癒してくれる。でも、活字に飢えている時は大抵どっか疲れているのだと思う。もっと疲れたら、これすら出来なくなるのだから、まだ軽症かな?


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コメント (4)
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