先日、同僚から本をプレゼントされた。柴田トヨさんという98歳の方の詩集である。彼女は90を過ぎてから詩を作り始めて、これがはじめての詩集らしい。
詩はとてもシンプルである。しかし、時に笑わせられ、時に胸を打たれ、様々な感情が揺すぶられる。プレゼントしてくれた同僚が、ついつい手元において何度も読んでしまうのが分かる。
紹介したい詩はたくさんあるが、著作権の問題もあるだろう。でもひとつだけ。
自分に
ぽたぽたと
蛇口から落ちる涙は
止まらない
どんなに辛く
悲しいことがあっても
いつまで
くよくよしていては
だめ
思い切り
蛇口をひねって
一気に涙を
流してしまうの
さあ 新しいカップで
コーヒーのみましょう
あああ・・・と思った。蛇口をきゅって閉めてしまわないのだ。私はそこが間違っているのだ。泣くもんかって歯を食いしばることが正しくは無いのだ・・・と思った。
すばらしい詩なので、他の作品も是非読んで欲しい。
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詩はとてもシンプルである。しかし、時に笑わせられ、時に胸を打たれ、様々な感情が揺すぶられる。プレゼントしてくれた同僚が、ついつい手元において何度も読んでしまうのが分かる。
紹介したい詩はたくさんあるが、著作権の問題もあるだろう。でもひとつだけ。
自分に
ぽたぽたと
蛇口から落ちる涙は
止まらない
どんなに辛く
悲しいことがあっても
いつまで
くよくよしていては
だめ
思い切り
蛇口をひねって
一気に涙を
流してしまうの
さあ 新しいカップで
コーヒーのみましょう
あああ・・・と思った。蛇口をきゅって閉めてしまわないのだ。私はそこが間違っているのだ。泣くもんかって歯を食いしばることが正しくは無いのだ・・・と思った。
すばらしい詩なので、他の作品も是非読んで欲しい。
