すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

バカ親子の友人たち

2014-03-14 05:57:41 | うちのキヨちゃん
私が入院し、くりりんとキヨちゃんと二人の生活がスタートした。
実は、くりりんは仕事中の怪我の回復が芳しくなく、会社は気を使ってくれ、負担のない仕事をさせてくれていた。
しかし、その後の診断でも回復にはかなり時間がかかると分かり、これ以上甘えられないと判断した。
くりりんから相談され、彼も次のバイトも決めており、とにかくバイトしながら次の事を準備する事になった。
ただキヨちゃんはキヨちゃんなりに、心配するだろうからと話すタイミングを図っていたところに、私の事故である。
初めは、私の事で何所ではなく、二人は支えあって大いに救いとなった。
しかし、私が徐々に回復したので、タイミングを失っていた打ち明け話も、くりりんから伝えなければならなかった。
案の定、キヨちゃんは心配で眠れなかったと言う。
それでも、何とか新しいスタートラインに立ったのだが、私が回復してきたことで、キヨちゃんにも余裕ができ、不満や愚痴を病院で聞かされた。
しかし、その実まだ心身共に不安定な私には耐えきれず、喧嘩してしまった。
心配した親友二人が、手分けして私とキヨちゃんのメンタルのフォローをしてくれた。
くりりんと二人ともの気晴らしに、今夜は夕飯を作りに行ってくれると言う。
感謝してもしきれない、バカ親子には勿体無い、そして得難い友人たちである。

※写真はキヨちゃん差し入れのメロン。
コメント (2)
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