すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

くりりんへのプレゼント

2017-01-19 21:17:38 | うちのキヨちゃん
 今日私は研修で徳島市内に出掛けていた。朝は職場に出勤し、デスクワークを少ししてから出て、研修は夕方までなので直帰した。
 家に帰りつくと、食事の前にキヨちゃんがくりりんに誕生プレゼントをくれた。どうやら、今日昼間に町内の店に出掛けたらしい。
 それは外で仕事するくりりんに、厚手の下着とネルシャツだった。プレゼント包装も何もなく、そのままでのプレゼントだったが、くりりんは喜んで、
 「(シャツは)帰りに(滋賀の)着て帰る。」
と話している。
 お店はキヨちゃんが昔からの行きつけだ。私も子供の頃はその店でよくキヨちゃんの服をプレゼントした。趣味を良く分かってくれていて、キヨちゃんの好みのブラウスなどをバッチリ選んでくれるおばちゃんだった。
 確か去年もくりりんへのプレゼントは、キヨちゃんはそこでチョイスし、キヨちゃん目線のプレゼントに、
 「あかん、あかん、今頃の若い衆はそんなんより、こっちの方がええ。」
と選び直してくれたらしい。そのチョイスは流石だった。
 今年、キヨちゃんチョイスに全くおばちゃんの意見が反映されていないのを観て、おばちゃんも歳とったのだな・・・と感じた。
 キヨちゃんも、
 「忘れるらしいわ。今日もくりちゃんの出身を何回も聞いたわ。」
と話していた。
 みんなそうやって歳を重ねていくのだ。キヨちゃんもそう。
 みんな、少しずつ歳を重ねて、忘れたりもしながら、それでも元気で頑張ってくれたらいいな。
 ・・・って、え~!くりりんのプレゼントどうしよう!!

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コメント (2)
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