すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

二日目、今日も雨

2019-07-14 20:43:06 | うちのキヨちゃん
 朝4時半に起こされた私は、それから眠れず。キヨちゃんは、
「小腹空いた。」
と言い出すが、朝ご飯はまだ先。その内キヨちゃんは眠った。
 朝待ちかねてモーニングバイキングへ。軽めのご飯、梅干し、明太子、サラダ、ナスの煮浸し、蕪と昆布の漬物、シジミ汁、ミルクを、少しずつとは言え完食。私は洋食で。
 部屋に戻りキヨちゃんに続いて歯磨きしようとしたら、今度は私の歯ブラシまで使われた。
「すいません。歯ブラシ落としました。」
と言い訳して新しいの貰う、やれやれだ。
 従兄弟に迎えに来てもらい、再び伯母の施設に。暫く話してから、伯母も一緒にファミレスに。そこで伯母お気に入りのミニステーキを、キヨちゃんも完食。上等である。本当はキヨちゃんは奢るつもりでいたのだが、従兄弟に先に奢られてしまう。
 それから少し買い物に付き合ってもらい、伯母の実家に行った。そこなら畳だしくつろげるとの従兄弟の計らいだったが、キヨちゃんも伯母もせっかちで、1+1ば2ではなく2.5位のパワーだ。従兄弟も私もあまりゆったりは出来ず、施設に戻った。
 その後ホテルに行くと思っていたら、従兄弟の家で夕飯にお寿司をご馳走になる。全く何から何まで至れり尽くせりである。しかも、
「今夜小腹空いたら。」
と夜食まで持たせてくれた。あらら。
 
つづく
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一日目、夕方には小雨

2019-07-14 04:58:21 | うちのキヨちゃん
 伯母はキヨちゃんを待ち兼ねて、施設の玄関で早くから待ってくれていた。会うなりキヨちゃんは
「姉さん。」
と手を取り合い涙ぐんだ。
 幸い伯母は術後の経過も良く、元気そうだったが、齢九十三、無理もないが思い出話は時間や人物が入り交じり、従兄弟や私は混乱した。しかし、そこは年寄りあるある。二人とも言いたい事を言い合うので、話は案外すんなりと進んだ。
 夕方まで滞在して近くのビジネスホテルにチェックイン。雨は小雨になっていたが、部屋はキンキンに冷えている。エアコンを切っても寒いので、ブランケットを借りて夕飯まで過ごした。
 夕飯はホテルのレストランで中華を。お店のホールスタッフが気が利く人で、小さいキヨちゃんに座布団二枚重ねてくれた。
 お昼、新幹線の中でおにぎりしか食べてなかったので、かなり空腹だったが、私は中華丼とグラスワインで満腹。キヨちゃんは五目ラーメン半分と焼酎湯割りで満腹。
 部屋に帰り少し休んでからお風呂に。お湯をはり、アメニティーも分かるように準備してキヨちゃんに先に入って貰ったら、一つのコップに歯ブラシ、私の使うはずのコップには入れ歯が入っていた。
 あのなあ、私のは?
 寝る前には枕が合わないと言うので、違うタイプのものを頼む。嵐を見ながら良く寝ていたキヨちゃんだが、朝4時半にいきなり、
「奈々ちゃん仕事辞めたん?」
と起こされた。
 知らない話だし、今聞くか?
 で、こんな時間にブログだ。

つづく
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