すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

泣いたり怒ったり笑ったり、忙しい酔っ払い

2020-05-18 20:12:44 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは感情の起伏が激しい。そこへもってきて、酒なんぞ飲んだ日にはとんでもないテンションになる。そして、結構な酒飲みだ。
 昨日、あんな穏やかな3人揃っての一日。さて、夕飯にしようと18時に母屋に行くと、横になってテレビを観ながら私に話しかけたところが、私がいなかった・・・と言うだけの理由で、すっかり拗ねてしまい、ちょうど寝室に入ったところだった。
 それこそ、くりりんがキヨちゃんの為にお風呂の準備をしている時間だ。
 「もう、母ちゃんは何にも食べたくない。」
そうどくれるキヨちゃんを、なだめたり叱ったりしながら、何とか夕飯の準備。部屋に持って来いと言うので持って行けば、居間で食べると言う。結局、一緒に食卓に着き、お風呂も入って機嫌を直して寝た。
 さて、今日は仕事。残業せずに戻りたかったが、どうしても仕事が追いつかず残業となった。これはもう怒り心頭だろうとかなり覚悟して帰ったのだが、キヨちゃんは上機嫌。と言うのも、昨日訪ねた親戚の訪問があったらしく、あれこれ食べるものも持ってきてくれ、色々話も出来たのだと言う。昨日は女二人の話だったが、今日はおじさんもいたので別の話も。
 ところが帰った時からキヨちゃんの体勢が気になった。何とも不安定な座位。そして話す声が大きく、いつにもまして話の繰り返しがある。更に、
 「今日草刈りをしていた所に来て、キヨ姉ちゃん何しよるんでってすごい怒られた。」
と絶対そんなテンションでは言わないだろう台詞を怒鳴るように言ったかと思えば、
 「すずが何とかしようと草刈りを途中までしてるのに気付いて、母ちゃんは可哀想で泣けた。」
と泣きそうになったり、
 「嬉しかった。親戚が生きがいじゃ。」
と笑ったり。これはもう、どうみても酔っ払いである。で、焼酎を確認。一升の焼酎は11日に買ったものだ。数日前かなり重かったが、今日はちゃぽんちゃぽんだ。おそらく今日かなり飲んだに違いない。
 良いお酒は悪くは無いが、足にも来るので転ばないか心配だ。とにかくトイレまで付いて行って、這って寝室まで行って貰った。やれやれ・・・。

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コメント (3)
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