昨日は午前中に動物病院へ向かった。しばらく待つと主治医が声をかけてくれてケージのある部屋に。
「今朝の血液検査などの結果も改善傾向で、食事もできるので、連れて帰りますか?と電話しようと思っていた矢先に・・、ついさっきなんですけど、けいれん発作を起こしまして。今薬で少し落ち着いたところなんです。」
先生の説明を聞いて、リュウを見ると、ぐったりと横たわり、だらんと舌が出たままで、息遣いが荒かった。これで・・・落ち着いたところなんだ。どれほど辛かったろう・・・・。
「お腹の方は、一時的な物とは思いますが、とりあえず今は出血も止まり落ち着いています。けれど痙攣の原因が分かりません。痙攣が起きると言うことは、おそらく脳に何かがあるということではないかと。それを調べるには全身麻酔でCTとMRI検査をする必要があります。けれど、ワンちゃんの場合、仮に脳に何かが見つかったとしても、開頭手術までは出来ないので・・・。」
言っている意味は分かったが、咀嚼するのに時間がかかった。
「ここは他のワンちゃんもいて、落ち着かないでしょう?お部屋を用意しますから、付き添ってあげてください。」
先生はそう言って広い別の部屋を用意してくれた。そこで1時間以上撫でながらリュウを見守った。それはリュウを見守る時間であり、私の気持ちを落ち着かせて、どうするか決断する時間だった。
「先生、とりあえず今私の車ではないので(朝一番車の点検だったので代車だった)、一旦帰ります。夕方もう一度伺います。連れて帰るかどうかは、その時に決めます。」
結局昨日も車の中で泣きどおしだった。帰り着いてキヨちゃんに説明したらキヨちゃんも泣いた。
20分ほど仮眠をとって、午後の診療時間に合わせて迎えに行った。
「先生、脳もお腹も精密検査には全身麻酔が必要なんですよね。」
「そうです。」
「お腹の方の治療は内服で大丈夫ですか?痙攣の方は?」
「お腹は1週間抗生剤とステロイドで様子を見てください。痙攣は今日初めて起きたばかりなので、これからも起きるものなのかどうか分かりません。続くようなら治療が必要ですが、今はまだお薬は出せません。」
「もし、家で痙攣が起きたらどうしたらいいですか?」
「誤嚥しないように体を起こしてあげるとかですね。」
退院する時、まだ足はふらついていたが、自分で車に飛び乗ろうとした。慌てて抱き上げる。
尻尾を振ったり鳴いたり吠えたりする元気はまだない。けれど、運転中ずっと私の肩や腕に顎を乗せてきた。これが精一杯の甘え方なんだろうなと思うと切なかった。
夕べは心配だったので玄関に布団を敷いて寝かせた。水は飲んだが食事は上手く舐めとれない感じだったが、3分の1ほど食べた。
夜は私が居間に低反発のクッションを敷いて、そこでリュウを見守りながら寝た。
「母ちゃんがここで寝る。」
と言うキヨちゃんを、
「母ちゃんがいたら、私はリュウと母ちゃん二人見ないかんけん勘弁して。」
と寝室に送り返した。
それでも夜中にこっそり懐中電灯でリュウの様子を見にくるキヨちゃん。
息遣いが荒くかなり辛そうだったので、夜はあまり眠れなかった。早朝様子を見ると、ぐったりと伸びた状態で寝ている。そばに行って鼻を触ると乾いているし、前足を持ち上げてもだらんとしており、声掛けしても反応が無いので、びっくりして電気を付けた。するとゆっくり目を覚ましたリュウ。良かった・・・生きてた。
朝ワンちゅ~るに紛れ込ませて薬を飲ませた。夕べの残り御飯は手に取って食べさせると完食できた。夜からずっと自分の犬小屋に行きたがっていたので、朝は犬小屋へ。
散歩は無理だろうから、近くでおしっこやウンチだけと思っていたが、くりりんの顔を観たら尻尾を振って、効かない足で出てきた。ヨタヨタと左の後ろ足が効かない。それでも、
「もうちょっと!もうちょっと!」
とゆっくりゆっくりいつものコースを歩いて行った。
心配で途中まで迎えに行くと、
「もう帰ろうって言っても聞かなくて。」
とくりりん。
帰ると沢山水を飲んだ。犬小屋に入るのも手助けが必要だった。
昼はキヨちゃんがほぼ付き添ってくれ、心細かったのか、
「息遣いは荒くないし、カリカリをちょっと食べたけど、母ちゃん心細い。早く帰ってきて。」
とべそをかいた。
帰宅して様子を見に行くと元気な声で
「ワン!」
と吠えて尻尾を振った。おしっこに行くときはまだまだ足が効かない。鼻も乾いているけど、表情はいい。
今夜も玄関でと思ったが、リュウは自分の小屋を選んだ。時々様子を見に行こう・・・。
ここをクリックしてお立ち寄りください。
「今朝の血液検査などの結果も改善傾向で、食事もできるので、連れて帰りますか?と電話しようと思っていた矢先に・・、ついさっきなんですけど、けいれん発作を起こしまして。今薬で少し落ち着いたところなんです。」
先生の説明を聞いて、リュウを見ると、ぐったりと横たわり、だらんと舌が出たままで、息遣いが荒かった。これで・・・落ち着いたところなんだ。どれほど辛かったろう・・・・。
「お腹の方は、一時的な物とは思いますが、とりあえず今は出血も止まり落ち着いています。けれど痙攣の原因が分かりません。痙攣が起きると言うことは、おそらく脳に何かがあるということではないかと。それを調べるには全身麻酔でCTとMRI検査をする必要があります。けれど、ワンちゃんの場合、仮に脳に何かが見つかったとしても、開頭手術までは出来ないので・・・。」
言っている意味は分かったが、咀嚼するのに時間がかかった。
「ここは他のワンちゃんもいて、落ち着かないでしょう?お部屋を用意しますから、付き添ってあげてください。」
先生はそう言って広い別の部屋を用意してくれた。そこで1時間以上撫でながらリュウを見守った。それはリュウを見守る時間であり、私の気持ちを落ち着かせて、どうするか決断する時間だった。
「先生、とりあえず今私の車ではないので(朝一番車の点検だったので代車だった)、一旦帰ります。夕方もう一度伺います。連れて帰るかどうかは、その時に決めます。」
結局昨日も車の中で泣きどおしだった。帰り着いてキヨちゃんに説明したらキヨちゃんも泣いた。
20分ほど仮眠をとって、午後の診療時間に合わせて迎えに行った。
「先生、脳もお腹も精密検査には全身麻酔が必要なんですよね。」
「そうです。」
「お腹の方の治療は内服で大丈夫ですか?痙攣の方は?」
「お腹は1週間抗生剤とステロイドで様子を見てください。痙攣は今日初めて起きたばかりなので、これからも起きるものなのかどうか分かりません。続くようなら治療が必要ですが、今はまだお薬は出せません。」
「もし、家で痙攣が起きたらどうしたらいいですか?」
「誤嚥しないように体を起こしてあげるとかですね。」
退院する時、まだ足はふらついていたが、自分で車に飛び乗ろうとした。慌てて抱き上げる。
尻尾を振ったり鳴いたり吠えたりする元気はまだない。けれど、運転中ずっと私の肩や腕に顎を乗せてきた。これが精一杯の甘え方なんだろうなと思うと切なかった。
夕べは心配だったので玄関に布団を敷いて寝かせた。水は飲んだが食事は上手く舐めとれない感じだったが、3分の1ほど食べた。
夜は私が居間に低反発のクッションを敷いて、そこでリュウを見守りながら寝た。
「母ちゃんがここで寝る。」
と言うキヨちゃんを、
「母ちゃんがいたら、私はリュウと母ちゃん二人見ないかんけん勘弁して。」
と寝室に送り返した。
それでも夜中にこっそり懐中電灯でリュウの様子を見にくるキヨちゃん。
息遣いが荒くかなり辛そうだったので、夜はあまり眠れなかった。早朝様子を見ると、ぐったりと伸びた状態で寝ている。そばに行って鼻を触ると乾いているし、前足を持ち上げてもだらんとしており、声掛けしても反応が無いので、びっくりして電気を付けた。するとゆっくり目を覚ましたリュウ。良かった・・・生きてた。
朝ワンちゅ~るに紛れ込ませて薬を飲ませた。夕べの残り御飯は手に取って食べさせると完食できた。夜からずっと自分の犬小屋に行きたがっていたので、朝は犬小屋へ。
散歩は無理だろうから、近くでおしっこやウンチだけと思っていたが、くりりんの顔を観たら尻尾を振って、効かない足で出てきた。ヨタヨタと左の後ろ足が効かない。それでも、
「もうちょっと!もうちょっと!」
とゆっくりゆっくりいつものコースを歩いて行った。
心配で途中まで迎えに行くと、
「もう帰ろうって言っても聞かなくて。」
とくりりん。
帰ると沢山水を飲んだ。犬小屋に入るのも手助けが必要だった。
昼はキヨちゃんがほぼ付き添ってくれ、心細かったのか、
「息遣いは荒くないし、カリカリをちょっと食べたけど、母ちゃん心細い。早く帰ってきて。」
とべそをかいた。
帰宅して様子を見に行くと元気な声で
「ワン!」
と吠えて尻尾を振った。おしっこに行くときはまだまだ足が効かない。鼻も乾いているけど、表情はいい。
今夜も玄関でと思ったが、リュウは自分の小屋を選んだ。時々様子を見に行こう・・・。
ここをクリックしてお立ち寄りください。