村主 章枝さん、ファイト！！

　四大陸フィギュアが終わった。私は何回も書いているが、フィギュアスケートが大好きだ。今回、放送が女子フリーのみだったのはとても残念である。
　渡辺絵美さんの頃から、ずっと好きで見ていたけれど、今は日本も層が厚くて頼もしい。今回も、浅田真央ちゃん、高橋大輔くん、安藤美姫ちゃんと実力者がしのぎを削った。実に見応えがあった。
　当然どの選手も好きなのだが、私は村主（すぐり）章枝（ふみえ）さんが好きだ。過去に世界の頂点に何度も上がっているのだが、最近はちょっと低迷気味。すばらしい表現力があるのだが、今ジャンプやステップをこなした上での表現力を持ち合わせた選手でないと、トップクラスには入れない。そういう意味では、なかなか厳しいものがある。
　オリンピックではメダルに後一歩という成績でありながら、荒川静香選手の金メダルと、ミキティの残念な１５位に印象の薄い存在にされてしまったようで、ファンとしてはとても悲しかった。
　彼女の良さは、いつでもチャレンジをしていること。常に感謝を忘れないコメントがあること。
　去年・・・だったか、偶然彼女のホームページを見つけた。試合に忙しい彼女は当然更新はあまり出来ていないようだったが、私はその中のコメントにひどく感動した。
　それは、ファンに対しての「ありがとう」だった。とても丁寧に、たぶん常連であろうファンに、そしてプレゼントをくれたらしいファンに、さらには会場で出会ったファンひとりひとりに「ありがとう」を伝えていた。それは驚くほど細やかな書き方で「００の会場でぬいぐるみをくれた方」とか「会場で００したスーツの方」とか名前が分からない人に本人が読んだらひょっとしたら分かるかもしれないという書き方で、感謝の言葉を書いていた。
　私はその日から、ますます彼女のファンになった。今シーズンは終わってしまったけれど、まだ来シーズンがある。２７歳、フィギュア選手としては厳しい年齢かも知れない。でも、あなたが表現し続ける限り、私はいつまでもあなたのファンです。・・・と陰ながら書いてみたりして。

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花見本みたいな・・・

　担当のおばあちゃんの部屋に飾り付けをした。ひとりには折り紙で桜をちりばめたので、もう一人をどうしようか考えて、こんなものにした。
　本当はいっぱいお花を作って、花かごや花束にしたかったのだが時間と根気が足りなかった。結果「お花見本」みたいな作品になった。remiさんのプランティングフラワーの応用でコサージュを作るというのがある。そんな感じで、和紙で小さい丸い段ボールに花を刺してみた。出来た物を和紙に並べたのだが、まあまあの評価だった。肝心のおばあちゃんは食べちゃう危険があるので、手の届かない所にそっと飾ったのだけど・・・。
ちなみに、写真は横向きです。

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忙しさについつい・・・

　今日は父の通院日。泌尿器科と内科（糖尿外来）だ。相変わらず食事が細いので、キヨちゃんは
　「点滴してもらいたいなあ。」
と言っていた。確かに点滴すると劇的に楽になるのだ。
　「先生に相談してみるわ。」
と言ったものの、今日は案外顔色も良い。父も
　「今日はいいな。それより散髪行きたい。」
と言った。
　レントゲンは変わりなし。血液検査は横這い・・・。つまり良くはない。食べないことには改善しない。
　帰りに知人の食堂でうどんを食べ、理髪店に両親を降ろす。私一人自宅へ戻って、買い物を片づけ、父から頼まれた「姉（ガンバルンジャーピンク）」への贈り物を届けに行った。気分が良かったので、姉に美味しいお肉を食べさせたいと思ったらしい。
　部屋を暖めて、猫も自宅に入れて、電話を待って両親を迎えに行った。
　それから健康診断へ病院へ。途中道路工事で片側交互通行。ふと気づくと私は一瞬眠っていた。すぐ前の車が、旗に誘導されて離れていくのを、遠くに見ていてはっとした。いけないいけない！
　健康診断は、レントゲンと視力、聴覚、血圧、心電図、血液検査、尿検査、身長、体重・・・。体重計に乗って、ナースの読み上げる数字に眠気は吹き飛んだ。
　「うそ・・・。３日前より１キロ増えてる・・・。」
４キロ太ったと覚悟して行ったが、さらに太っていた。
　視力はいつもより良かった。左は２．０見えた。レントゲンも心電図も悪くない。問題は血液検査だ。今日は午後だし、食事もしてるし、ゆうべ遅くまでいた親友の誘惑で夜中に甘い物も食べてる。食事は父の病院の日のお決まり・・・、父の残りを食べる・・・をしてるので、もしかしたら、ありえない数字になるかもしれない。結果が恐い。
　それから甥っ子と父にチョコレートを買って帰った。久しぶりに散髪してご満悦の父は、チョコも美味しそうにひとつ食べてくれた。
　忙しくて、うとうとしたけど、まずまずいい日だったかな。明日は４時半起き。早寝しよっと。

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仕事としての介護、自宅での介護

　さっきまで、親友がコタツで座っていた。取るに足らないくだらない話を、二人して飽きることなくしていた。
　「お前ら姉妹みたいやな。」
とキヨちゃんに言われるほど、仲が良く、
　「お前ら一緒に住んでるの？」
と誤解されるほど、私の家に彼女はよくいる。
　確かに幼なじみで仲がいいのだが、本当はいろんな意味で「同志」なのだ。
　まず、境遇が似通っている。それはちょっと説明しにくいので書かない。そして、ふたりとも一人っ子で親元にいる。そして、同じ職場でいる。そして・・・、親の介護がついている。
　一人っ子は「おいしいこと」も「辛いこと」も独り占めだ。相談に乗ってくれるひとはいても、結局背負うのは一人だ。私は「まだ独身」だし、彼女は「また独身」である。だから、頼る人がいない。まして彼女は娘を育てなければならず、大変である。
　私の場合の介護はご存じの通り。キヨちゃんがいてくれるから、それほど苦ではない。しかし、彼女は介護の甲斐もなく父親を数年前に亡くし、その後じわじわと母親が「認知症」の道をたどっている。よくある話で、人ごとではない。もし仮にうちの父が他界するようなことがあったら、間違いなく気力を失ったキヨちゃんは同じ道をたどるだろう。
　二人して冗談で
　「あんたのお母さんがいなくなったら、山一緒に探すわ」
　「あんたのお母さんの時もな」
などと笑っていたが、そう遠くない未来になりつつある。
　仕事で介護職をしていれば、ノウハウは知っている。しかし、自宅で親を看るということと、仕事で介護するという事は、決してイコールではない。分かっていてももどかしく、辛い思いをするのだ。
　口にしてしまえば、違うことになる気がする。でも、居場所がない。かといって、放棄するわけにもいかない。だから、何となく家に遊びに来て、くだらない話をして気を紛らわすのだ。紛らしたって、帰れば現実が待っている、そんなことは１００も承知だ。
　しんどい時、私がキヨちゃんに出来ない優しさを、彼女は引き受けてくれる。だから母も彼女には「私に出来ない愚痴」を言う。彼女が聞き飽きて「受け流したい母親の話」を私は聞いてあげられる。そう、お互いが潤滑油になりうるのだ。
　これからも、こうやってお互いに励まし合って行こうと思う。介護は必ずもっと大変になるはずだから。

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健康診断

　何か忘れていると思ったら、今月、しかも後二日で健康診断だった・・・。まずい、ストレスで体重は増えてるし、たぶん血液検査もむちゃな数値になってるんじゃなかろうか？？
　自慢じゃないが、健康診断はいつもオールAだった。職業柄腰痛やなにやはあるのだが、内臓には問題ない。
　けれど、ここしばらくの私には全く自身がない。いらいらしたらとにかく食べる。食べても満足しない。これって、まずい状態だと思う。
　後二日じゃなあ・・・。

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ちょこっと晴れの日

　今夜は夜勤だ。ゆうべが２３時までの仕事だったので、朝はゆっくり目に起きた。
　目覚めると、キヨちゃんが
　「今日買い物行くん？」
と聞く。雪次第で私が買い物担当になっていたので、
　「行くよ。」
と返事した。
　「父ちゃん、今日お風呂入りたい言うんよ。買い物済んだら昼から入れれる？」
　最近訪問入浴でも、入れない日があったくらいだから、びっくりした。
　「勿論いけるよ。調子ええんだろか？」
　「う～ん、廃液はあんまり量多くないんやけど、入りたい言うくらいやけんなあ」
それもそうだ。入りたいという気分になるってことは、まずまずの体調なのだろう。
　慌てて身支度して、買い物に出る。
　「何か食べたいものある？」
父に聞くと、
　「刺身・・・かな。」
　買い物に出ると、キヨちゃんはお花がみたいの、あの店にも寄りたいの、と珍しくはしごした。いつもは父が気になって、買い物もそこそこなのだ。ちょっと調子がいいものだから、少し安心して買い物したのだろう。
　お昼は、結果的にはさしみを５切れとご飯１口サラダを１口だけであった。これでは入浴中に倒れるかも・・・とせんべいを１枚渡した。
　すぐには入る元気が無く、１時間くらい休憩。その間にキヨちゃんがバイタルチェック（なかなかやるでしょ）。ようやく重い腰をあげた。
　施設ではうるさく口腔清潔言ってる私が、父の口腔清潔は実はなかなか出来ていない。歯ブラシをくわえるだけで、嘔気があることがあるからだ。入れ歯なら問題ないが自分の歯の場合、細菌だらけになるので気になっていた。今日は気分が良さそうなので、湯船に浸かりながら、ブラッシングとうがいをした。
　髭を剃って、シャンプーして、全身洗って。脱衣所で足の指までドライヤーをかける。ベビーローションを塗って、チューブ出口部の消毒する。ガーゼ交換、フランドルテープ交換（心臓の薬）。
　ベッドまで頑張って歩いた。ほとんど私が支えて、歩くと言っても足は浮いているようなものだが。お茶で水分補給。完了！！
　快晴とはいかない。でも、こんなちょこっと晴れの日が続いてくれると嬉しい。
　さて、私は仮眠をとるぞ！！

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よく降ります・・・雪

　今年は雪が多い。夏の水不足を思えば、降ってくれた方がいいのだが、やはり寒いし通勤にも厳しい。うちは比較的、国道に近いのでなんということはないのだが、職員のほとんどは山間部で、前の雪が溶けずに次の雪が積もっているので、半端じゃない。
　ニュースの数字はどこを基準にしているのだろう。そんな甘い数字じゃない。
　父の部屋が寒いので、どうしてもエアコンがフル稼動する。病人でなければ、少しは機械を休ませるのだが、半端じゃなく寒がるのだ。
　結果、エアコンの室外機が凍った。古い冷蔵庫の冷凍室の霜がついた状態。５センチほども着いていて、にっちもさっちもいかない。電気屋さんが、投光器を貸してくれて、とにかく氷を溶かす作業をしている。・・・う、また電気代が・・・。
　節電に私は湯たんぽを買った。夜は私が、昼間は残りのぬくもりで猫が寝ている。
　早く、春よ来い！！

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背負子（しょいこ）ゲット！

　うちのキヨちゃんは大変な働き者だ。そして力持ちである。山へ肥料などを運ぶときは２０キロは運ぶ。その時欠かせないのが背負子である。この辺りでは追い子と言う。
　だいたい木製で、縄で編んでいる。二宮金次郎が背負っているのを思い出して貰うといい。田舎はどこでも持っている物だが、すでに老朽化して直そうにも直しかたが分からず、職人さんも不明だ。
　そこで、思いついたのが山登りに使うタイプの物だ。ネットで検索したら出てはきたが結構高価であるし、購入方法が分からなかった。
　近くのアウトドアの店にも問い合わせたが、取り扱っていなかった。
　２年近く探して、ようやくゲットした背負子をキヨちゃんにプレゼントした。ご満悦のキヨちゃんの表情をご覧あれ。キヨちゃんはランドセルをもらった１年生のように、家の中を背負子を背負って歩き回り、父に報告した。
　「見て見て！すずがこんなんくれた！！まだまだ働けって！」
・・・。一言、多いんだよなあ・・・。

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メンテナンスデー

　今日はいろいろとメンテナンスしてきた。
　まず、車検。車も丸一日かけてリフレッシュした。借りた台車が快適で、ちょっと楽しかった。
　それから、私。久しぶりに整体に行った。右手が痺れる、肩がパンパン、腰が重い、股関節が痛い。貯金がいっぱいで先生に　「全身しろってかあ？」
と聞かれた。
　そして美容院。カラーリング。隣のおばさまがすごいマシンガントークで、聞き耳をたてていたわけじゃないが、内容をほとんど把握してしまった。おばさまの話は、
　「年金は当てにならない。個人年金に入るべきだ。SPの岡田君が好きだ。中国産の冷凍食品は危ないから買わないが、慎吾君（香取）のコマーシャルの餃子はおいしいし、安全だ。」
というような話だった。つまりジャニーズ系のイケメンが好きらしかった。
　今日は父も朝、昼とちゃんと食べられたようで、痛み分けで血糖値が高く、久しぶりにインスリンを打ったが、調子が良さそうなので、友人と待ち合わせて夜は近所の温泉に行った。
　たまにはこんな日があってもいいじゃない？

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壁面飾り

　（分からないなりに、あれこれしていたら、何とかなりました。写真の添付）

　最近、壁面飾りにちょっとはまっている。カイテキ介護研究科のremiさんの影響で、前にクリスマスリースを紹介した。
　実は私は図画工作は２だった。通信簿に「真っ直ぐな線が引けない」と書かれてあった。これは、不器用さだけでなく、いろんな意味が込められているようで、何だか重かった記憶がある。だから、図画も工作も嫌いだった。
　芝居をしていたときにも、あまりのセンスのなさに
　「あんたは舞台美術にだけは手を出すな。」
と言われたものだ。
　因果応報というべきか、デイサービスに勤務することになって、否応なしにこれをしなければならなくなった。これはもう必死だった。やってみると決して嫌いな物ではなかったのだが、何しろ手先が不器用なのだから、出来ることには限界があった。
　さて、これは一応菜の花である。あまりいい出来ではないけれど、職員の評判は上々だった。誉められると豚でも木に登るわけで、今私はちょっと工作にはまりつつある。
　えっと。remi師匠・・・どんなもんでしょう・・・。


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