今日夕方九州のキヨちゃんの姉妹がやってきた。仕事から戻ると、台所にはキヨちゃんの姉が鍋を作っていた。
「おかえり。来たらさっそくオサンドンって。」
そうなのだ。キヨちゃんはお客さんなのに「妹」全開で、さっそく甘えていたのだ。90近いおばちゃんの方は、さすがに居間で休んでいた。
しかし、姉妹って本当によく似ている。手を並べてみたらみんな同じだし、足も同じ。しかも魚の目の位置まで同じだ。
夕飯は味噌味の鍋をおばちゃんが作ってくれたのと、九州土産の明太子。キヨちゃんお手製の漬物なんかが並んだ。
中でも楽しみだったのはイイダコだった。例のお隣さんがたくさん釣ってきてくれたのだ。キヨちゃんがそれを大根と煮込んでいい色になっていたので、とても美味しそうだった。
しかし、くじ運が悪いのかイイダコの飯(いい)が当たらない。私だけかと思っていたら、おばちゃんたちも
「これは何て言うタコ?」
と聞いてきた。
「イイダコなんやけどなあ・・・。イイないよなあ・・・。」
おばちゃんと不思議がっているとキヨちゃんが
「イイって何?」
と聞く。
「タコの中にな、米みたいなのが入ってるはずなんやけど・・・。」
おばちゃんたちとさんざん説明すると
「あ、母ちゃん綺麗に切って洗い流した。」
と自信たっぷりに答えたのだ。
「イイダコの飯捨てたら、ただの小さいタコやん!えええ!イイダコ知らんの?」
おばちゃんたちも大笑いである。お魚名人のまさかの落とし穴だった。う!悔しい。イイダコ食べたい・・・・・。
ここをクリックしてお立ち寄りください。
「おかえり。来たらさっそくオサンドンって。」
そうなのだ。キヨちゃんはお客さんなのに「妹」全開で、さっそく甘えていたのだ。90近いおばちゃんの方は、さすがに居間で休んでいた。
しかし、姉妹って本当によく似ている。手を並べてみたらみんな同じだし、足も同じ。しかも魚の目の位置まで同じだ。
夕飯は味噌味の鍋をおばちゃんが作ってくれたのと、九州土産の明太子。キヨちゃんお手製の漬物なんかが並んだ。
中でも楽しみだったのはイイダコだった。例のお隣さんがたくさん釣ってきてくれたのだ。キヨちゃんがそれを大根と煮込んでいい色になっていたので、とても美味しそうだった。
しかし、くじ運が悪いのかイイダコの飯(いい)が当たらない。私だけかと思っていたら、おばちゃんたちも
「これは何て言うタコ?」
と聞いてきた。
「イイダコなんやけどなあ・・・。イイないよなあ・・・。」
おばちゃんと不思議がっているとキヨちゃんが
「イイって何?」
と聞く。
「タコの中にな、米みたいなのが入ってるはずなんやけど・・・。」
おばちゃんたちとさんざん説明すると
「あ、母ちゃん綺麗に切って洗い流した。」
と自信たっぷりに答えたのだ。
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おばちゃんたちも大笑いである。お魚名人のまさかの落とし穴だった。う!悔しい。イイダコ食べたい・・・・・。
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