残業、研修、そして残業

　昨日はくりりんが急な休みだった。まだバイトのくりりんは、定休日のほかに２日ほど休みがあるが、それは急に上から告げられる。
　休みが少なくて、給料も少ないけれど、給料計算はきっちりしていて、残業もちゃんとつくことは有難い。
　休みだったので、お弁当は休み。私もコンビニで楽チンした。
　今朝は早起きしていつも通りにお弁当をしたが、昨日買い物に行ったキヨちゃんが、コロッケなどをお昼用に買ったものの食べきれず残っていたので、結局今日の二人のお弁当は残りものにシャケと卵焼きを入れた程度。
　今月も早１９日。残り何日もないのに、仕事ってなぜうま～く順番に来ないものだろうか。大体は集中してあれもこれもある。
　そもそも月末の仕事は月末に来るのは分かっているが、相談業務が急に何件か入ったり、担当様が入院したり、何だか一遍にやってくる。
　今日も朝９時半の訪問に始まり、結局１７時半まで走り回っていた。当然デスクワークはその後だ。昨日もくりりんが休みだから、ちょっとでも早く帰ろうと思ったがならず。今日においてはくりりんも残業だし、今日しておかないと明日はまた研修で時間を取られるので・・・と、とにかく出来るところまで頑張った。残念ながら、私の場合は正社員だが残業は出ない。
　キヨちゃんに寂しい思いをさせるが、当分は仕方ない。私も目途が立つまでは落ち着かない。
　明日はお弁当をさぼらせてもらっていいかとくりりんに聞いた。くりりんは優しくいいよと言ってくれた。でも、キヨちゃんが美味しい山菜おこわを作ってくれているので、それをお弁当に詰めよう。おかずは手抜きするから、スープでも買ってもらおう。

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親子だもの

　私は子供の頃から「鬼っ子」で、どちらにも顔は似てなかったが（ま、当然だが）、性格は７対３で父にだと自他ともに認めていた。それが、やはり不思議なもので年々キヨちゃんにも似てきているのだ。
　昨日の朝、出がけになって（これ、キヨちゃんの悪い癖で、仕事に行く前などのバタバタしている時に、やたらと思いついて話してくる）私たちの服を置いてある場所が片付いていないと注意された。しかし、その一因はキヨちゃんの荷物もあることなので、
　「今度の休みに母ちゃんも手伝うけん、片付けしな。ほんで、荷物置くときすのこを敷いて。」
と言いだしたのだ。一応荷物は畳に直では傷むので敷き物はしているのだが、確かにカビなどを思うと空間を開けた方がいい。ただ、
　「くりりんの荷物は私でも勝手には動かせないよ。」
と伝えた。
　だから、思いついたらやらずにおられない性格なのだから、明日（つまり今日）の休みにやるつもりだろうし、それなら夜のうちにくりりんの荷物を動かしてもらおうと考えた。キヨちゃんの荷物はその時にとりあえず母屋に運んでおけば早い。
　仕事を終えてからすのこを買って帰ると、キヨちゃんはすでに自分の荷物は片づけていた。案の定キヨちゃんの荷物の下もカビていたらしい。
　それから、くりりんの帰りを待ってくりりんの荷物をキヨちゃんの荷物があった場所に移動。私は衣類の片づけをした。やるとなると、やってしまわないと気が済まない・・・変なところは似ている。
　今朝は５時に起きてフィギュアを観ながらお弁当を作った。リュウの散歩に行ったくりりんが、
　「道の落ち葉がすごいよ。」
と言っていたので、
　「今日私が掃除しとくよ。」
と答えた。
　するとキヨちゃんが、
　「あほう言うな。しんどいのに。腰も痛くなるのに。大変なんぞ。」
と言いだした。まあ、毎年しているのだから知っている。しかし、私がしなくて誰がする。うちの土地ではないが、雨が降れば全部我が家に流れ着く落ち葉である。
　「母ちゃんが出来たらええけど、もう今年はしんどいし。」
　「ほなけん、うちがするって言いよるでえ。」
　そんなやりとりがあったが、くりりんを送り出すと急に、
　「風が出てきたぞ。今なら吹き飛ばしもって出来るけん。母ちゃんも手伝うけんやろう。」
と言いだした。
　確かに風があると運んでくれるが、運んで欲しくない方向にも吹くのでいいのか悪いのか・・・。とにかくキヨちゃんには熊手で、私はスコップと箒で掃除を始めた。上から準備して行き、キヨちゃんのポイントに到着したら、箒で仕上げたらいいと思っていた。
　２本使いで掃除をしながら降りて行き、キヨちゃんがいた辺りに到着。そこからは掃き清めながら降りて行ったが、途中で熊手だけでキヨちゃんがいなくなっていた。そこから３本使いで掃除しながら戻ってみると、キヨちゃんは自宅にいた。何でも足を取られて転んだらしく、怖くなってリタイヤしたらしい。
　怪我は無く何よりだった。そして何より無理をせずリタイヤしてくれて良かった。
　疲れて昼から少し寝て、夕方からはの総会に。キヨちゃんがいつもは行くのだが、今日は私が代行。初め一緒に行って親戚で遊んで待つ・・・など言っていたが、親戚も出席するので留守宅では待てず、
　「ほんならテレビ見て座る。」
と珍しく家で大人しくいた。
　キヨちゃんもやはり年なのだな・・・と思う。しかし、親子って血ばかりではないなと思う今日この頃。くりりんにも
　「似てるよ。」
と言われる。

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フィギュアスケート熾烈な闘い

　忙しい毎日だが、フィギュアスケートは外せない。残念ながら中国大会は真夜中で観られなかった。
　今更だが、ＮＨＫ杯は見ごたえがあった。まず、真央ちゃんの復活・・・というより成長が素晴らしい。まだアクセルが完璧ではないが、それでも高得点を取れる素晴らしい演技。格段にスケーティングが美しくなっているとか表現力が身についたとか、素人目にも分かるほどだ。２大会の優勝でＧＰファイナルの切符を手にした。
　鈴木明子さんもいい演技だった。順位としては３位だったが、表現力ではかなり勝っていたと思う。
　男子は高橋大輔さんが優勝。ショートプログラムで歴代２位の点数だったとか。残念ながらフリーでは少しミスもあったが、それでも余裕の優勝。彼も現時点でファイナルの切符を手にしている。
　そして織田選手。いつ観てもジャンプの後の着氷が柔らかで、素晴らしいなあ～と見とれてしまう。この大会で２位だったが、後は残りの試合の結果待ちである。
　昨日今日はフランス大会。早朝５時からだったので、いつも起きる時間ではあるが、お弁当を作りながら、仕事に行く準備をしながらの観戦。女子は参加者なし。男子は羽生選手がパトリック・チャン選手との闘いに挑んだ。
　パトリック・チャン選手は元々点数が高い選手ではあるが、今回はＳＰ，ＦＰともに完璧な仕上がりで、文句なしの歴代最高得点を更新。フリーだけで１９０点以上って・・・。勝てる気がしない・・・。
　羽生選手はＳＰでは鳥肌ものの素晴らしい演技だった。ＰＢを更新するいい出来だっただけに、フリーの転倒が残念だった。最初の４回転は氷の穴にエッジが引っかかったらしい。何人も演技するので、氷の状態もそう言う事があるのだろうが、不運である。その後の４回転は転倒したが飛べていたように見えた。そしてくりりんがいうところの、
　「１８歳にしては艶があるね～。」
という演技力。ちょっと泣きそうだった。そして羽生選手もＧＰファイナル決定。
　しかし・・・。ＧＰファイナルだけでも６人の枠を争うのは熾烈である。後残り１試合。前大会で優勝している町田選手も残っている。
　これが全日本も含めると、オリンピックの３人ずつの枠は狭すぎる。日本人全部出してあげたい。誰が出ても見ごたえがある試合になると思うのだ。
　個人的には今回「最後」と決めている選手には出て欲しいが、それこそ４年に１度のチャンスなのだから、若い選手だって出してあげたい。辛いところである。
　来月監査があるのに…大丈夫か、私？？

＊昨日のお弁当。色目が寂しいのでフルーツをつけてみたが・・・。



＊今日のお弁当。プチトマトが安く買えたので。朝からカボチャコロッケを。またキヨちゃんに「そういうものは・・・。」と言われる（笑）。



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頭が痛い・・・

　今日は朝から鰤あら大根を作った。下処理が手間なので、夕飯にでもゆっくり作るもんじゃと、後からキヨちゃんに言われた。
　時間内にしっかり味の染みたものが出来たのに、他の物が手抜きに・・・。高くて買えなかったトマトの代わりにりんご。



　仕事では、昼から研修だったので、午前中にデスクワークを済ませるつもりだった。ところが、担当様が救急車で搬送されるなどがあり、ちょっとバタバタした。幸い数日の入院で大丈夫そうだ。
　結局研修中からついウトウト・・・。戻ってから残りの仕事に追われて結局残業。帰ってから…頭痛がしている。
　お天気のせいか、はたまた肩こりか・・・？
　今日は早く寝よう。

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買い物デート

　昨日はくりりんも私も残業で、帰ったのが２０時過ぎだった。そのせいもあったのか、ゆうべは指のしびれが酷く、夜中痛みも出て身の置き場がなく訴えてはくりりんを起こした。そして朝はしばらく起きずに長寝してしまった。
　実は今日はふたりともお休みだったので、そう言う事も出来たのだが、今回で２回目のことだし、今後監査だ年末年始だの忙しさの度にこんな調子では困ってしまう。また、じゃあ思い切って手術を・・・と思っても、右手の掌とはあまりに怖いし不便である。何とか服薬でしのぎたい。
　午前中くりりんはゆっくり寝たお詫びに、リュウの散歩を長めにしてくれた。私は家事をこなしてから、少し来客の予定だったのでキヨちゃんと応対した。
　その後は、二人合わせたお休みなのでデートする約束だった。と言っても、遠くに行くでもご馳走を食べるでもなく、ただ普通のお買い物をふたりでしただけだった。ま、今は二人で同じ時間を過ごすだけで幸せだったりする。何しろ遠距離恋愛だったので、二人の時間はあまりなかったし、映画すら結婚するまで観られなかったのだ。仕事を始めてからは、ますます二人の時間はなくなったので、こういう機会は嬉しい。
　まず着いてから早目のお昼にした。とっても「らしく」回転寿司に。くりりん的には「まだまだ」だったらしいが、ふたりで１５皿。よく食べる二人である。それから、洗剤の買い置きやくろべえやリュウの餌などを買い込む。衣類なんかもウインドウショッピングしたが、こちらは買わず。食料品を買う前に、マックカフェでおやつを。ここはちょっとデートっぽかった。
　それから最後に食料品を買いに。実は昨日お弁当を作るのに、プチトマトもブロッコリーもなくて色目が寂しかった。



　だから、是非ともプチトマトは買いたかったが、５個入り１５８円って！！！くりりんには申し訳ないが、諦めた。くりりんも要らないと言ってくれたので、しばらくは寂しい色合いになるかもしれない。
　今度時間が出来たら、デートらしいデートもしたいが、今はこんな風に出掛けられるだけでもいい。


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とんちんかんワールド

　今日はキヨちゃんはデイサービス。私とくりりんは仕事だったので、くろべえとリュウはお留守番だった。お天気が怪しかったので、リュウは裏の屋根つきに。くろべえはキヨちゃんが出るときに、外に出してもらう予定だった。そうでないと、おトイレに行きたかったり、外に遊びに行きたい時に困る。暴れてさらに壁をやられても困るのだ。
　家に帰ると今日の出来事をキヨちゃんから聞かされる。デイでの出来事や何やかや。
　「○○さんも○○さんも歌うまい。カラオケで100点取ったし、○○さんも９７点だった。」
この際、デイの採点は甘めに設定していることは伏せておく。
　そして、会話の中でキヨちゃんはこんなことを言った。
　「今日くろべえはな、母ちゃんが帰るまでず～っと母ちゃんの布団で寝よった。」
　・・・・・。と言う事は、外に出さずに行ったわけやね。
　「母ちゃん、くろべえは外に出しておかないと、おしっこしたい時困るし、壁掻いても困るだろ。」
私がそう言うと、
　「ほなけんなあ、裏口開けておいた。」
・・・・・。戸締りは？？？
　「なんぼ田舎でも、戸締りはしようや。不用心じゃけん。」
　「リュウが裏におるけん、番犬になるけん。」
　「いやいや、リュウは番犬やけど、泥棒捕まえたり出来んよ。」
　「ほなけんな、見ただけで戸が開いとると分からんように、戸は閉めとるでえ。」
？？？？？？？？？？？？
　「母ちゃん、くろべえはドアノブ回しては出られんけど。」
　「・・・・・。」
　まあしかし、こんな頓珍漢な会話が毎日よく続くものである。このくだり想像出来ただろうか。
　更にくりりんが戻ってから、３人でグラチャンバレーを観ていた時だ。３セット目の前にアップしている選手たちを観ながら、
　「この人ら、紙風船しよるんじゃなあ。」
と一言。勿論バレーボールである。あまりに軽々とトスを上げるものだから、紙風船をしているように見えたらしい。にしても、何で試合中にのんきに紙風船を？？？
　説明したら、
　「ほんまじゃ、ボールじゃなあ。あれ固いん？あんなに軽うにあげよるのに。」
と感心していた。
　キヨちゃんワールド、全開である。

＊今日は天ぷらメイン。お煮しめはキヨちゃん作。



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ミステリーツアー２日目

　旅行二日目。７時朝食８時出発だったので、６時前に起きて入浴した。朝食はバイキングだったが、たどり着くまでにちょっと迷子になってしまう。
　その食堂に行くには、泊っている部屋のそばのエレベーターではなく、違うエレベーターを使うように大きく案内が出ていたのだが、私たちは気付かなかったのだ。使ったエレベーターが２階に止まらないので、この場合１階に下りて２階へ上がるように書かれてあった。
　不精者の私たちは、
　「１階に下りて２階に上がるなら、３階で降りて１階降りよう。」
と単純に考えたのだが、そうは問屋が卸さずぐるぐる余所の食堂などを横切る形になった。
　食事は予め和食のおかずがセットされていて、その上で後は和洋なんでも取って食べるようになっていた。手作り豆腐があまりに綺麗だったので、まだ何も入っていないと思った私たちは食べ損ねる。残念。
　それから太秦映画村に移動。生憎の雨模様だったが、ここはかなり楽しめた。



　セットを見るだけも雰囲気はあるが、特別な展示は無かった。ただ、ガマの油売りや、忍者ショーなど、時間ごとに１５分程度の出し物があり、これが結構面白い。
　初めに観たのは映画の撮影風景を分かりやすく寸劇にしたもの。コント形式で面白おかしくしてくれるが、殺陣やアクションは本格的で素晴らしかった。それを何気にやる辺りが素晴らしい。
　忍者ショーも映像とアクションを組み込んでおり、小さなトランポリンを使うとはいえ、客席から舞台へ１回転しながら上がると言うのは、すごい身体能力だと思う。
　どちらも真剣に観てしまって写真撮れず。
　その後は、嵐山、渡月橋へ。この前の台風の爪後も残ってはいるが、かなり綺麗に整備され、店もちゃんと営業している。お昼はまあ、こんなもんかな。



　観光客が多くて団体行動は難しかった。



　１４時半に京都を出て家路に。
　この旅で困ったことがあったとすれば、バスが小さかったからか、ボロだったからか、正直言うとバスの運転手さんの運転も荒かったから、とにかく揺れた。そして、ブレーキの踏み方がシャープで、その度につんのめりそうになる。しかも、おいおい、ここはあかんやろ～という場所で車線変更する、横切る、ＥＴＣのバーを突破するのでは・・・と心配した社員がいるほどのタイミングで入る・・・などなど。
　次の班の運転手さんは違うらしいから一安心。何より無事に帰れてよかった。
　家に帰ると二日留守にしている間に、キヨちゃんが私の車を洗車してくれていた。有難いやら申し訳ないやら。旅行の日は甘えてお弁当作らなかった私だが、みんなはちゃんと作って出てきたと聞いて反省。
　今朝は好きなオムライスにしてみた。


　

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ミステリーツアー本編

　９日１０日と会社の慰安旅行だった。仕事柄、何班かに分かれて行くのだが、当然参加できない人やしない人もいて、今年は日帰り班が多かったらしく、私たちの班は１０人だった。
　前日になって添乗員さんがいないと聞かされた役員さんは大変だった。分かっていれば下調べするのだろうが、慣れない土地で私たちを案内するのは気の毒だった。
　初日は神戸、大阪。まず南京町で昼食と散策の予定だったが、予定より大幅に早く着いたため、開いてない店もあった。また、美味しそうな屋台が並ぶ中、昼食のために買い食いをしなかったので、とても残念だった。


　
　昼食は中華で美味しかったのだが、どうせなら買い食いでお腹を満たしてもいいほどだった。



　その後、異人館辺りの散策。





　結構な距離を歩いたので、足が痛くなった人もいた。それでも、少人数で話をしながらの散策はそれなりに楽しかった。
　その後新世界へ移動。自由時間１時間に対して、通天閣の展望台に上るには５０分待ち。当然あきらめる。


　仕方ないのでうろうろして、ビリケン神社にお参りしたり、ジャンジャン横丁を覗いたり。



　「ふたりっこ」や「じゃりんこチエ」の世界だが、ディープで覗くのが精いっぱい。串カツなんか食べてみたいな～と言うだけにとどまる。ガード下で流しのおじさん二人に遭遇。何故か盛り上がり、一緒に「大阪ラプソディ」をみんなで歌った。実はこれが初日で一番印象深かったかも。

　心配したホテルは、京都に近い山の中だが、とても綺麗で大きなホテルだった。当然シャンプーなどありませんなんてのは誤情報である。マッサージのお塩から、化粧水までちゃんとあった。
　夕飯もとてもおいしかった。





　お風呂もいい感じの温泉で、露天風呂もあった。お試しコースのフェイシャルエステが2000円だったので、足のマッサージ3000円と合わせてやってもらった。他の人もそれぞれ色々お試し。韓国か中国の方のようでなかなか言葉が通じないのが難点だったが、どちらもすごく上手で気持ち良かった。
　二日目に続く。

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ミステリーツアー？？？

　昨夜、しびれを心配してくれていたヨリちゃん母さんに、くりりんが受診の結果を伝えてくれた。電話を替わると、
　「お弁当も毎日大変みたいじゃない。あんなの、３つくらい入れて、ちゃちゃっと色つけたらええのん。ほないせな、続かんでね。」
と言ってくれた。
　甘えようかな・・・とも思ったが、実は明日から会社の旅行なので、お弁当なしが続く。だから出来る範囲で作ってみた。



　さて、明日からの旅行なのだが、職員が忙しかったからか、京都方面が例の台風で被害があって、予定が変わったからか、工程表をもらったのが昨日。まるでミステリーツアーである。
　それだけでも、おいおいなのに、今日夕方になって連絡。
　「すいません。明日のホテル、シャンプー、リンス、ボディーソープありません。櫛もありません。石鹸はあるそうです。」
えええええ！！！今時？そして、今さら？
　とりあえず、コンビニで買いましたがな。石鹸はありますったって、誰が使ったのか分からない石鹸は嫌だ。
　というわけで、今日は洗濯物もキヨちゃんに残さないように、乾燥して片づけて寝るつもり。
　ミステリーツアーと、ＮＨＫ杯の話はまた今度。

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手根管症候群

　今日は午後から整形外科の受診だったので、１４時まで仕事して早びけした。同じ事務所の同僚も、先日小さな手術をしており、その受診で午前中休み。何とも・・・な事務所である。
　午前中に請求業務を済ませておいて、出勤した彼に申し送りをして、昼一でカンファレンスに出た。先々が心配な事例で、ご本人やご家族の事を思うと胸が詰まった。
　本当は一人でそのまま通院するつもりだったが、くりりんの仕事がお休みなので連れて行ってくれると言ってくれた。
　そんな大事じゃあるまいし・・・と、せっかくの休みを潰すのも気の毒だったが、早く済めばデートだ…くらいの感覚だった。
　受診の間はくりりんは近所で時間を潰してくれた。予約だし、１時間もあれば終わるだろうから迎えに来ると言う段取りだった。
　木曜午後はどこも休診の所が多い。ここも予約の一部の科だけで、中は先日と違い閑散としている。これは、くりりんも買い物する暇がないかもしれない・・・などと思っていたが、どうしてどうして、これがかなり時間がかかったのだ。
　１５時半の予約だったが、１５時過ぎには受付を済ませておいた。しかし、ぱらぱらとではあるが、患者さんは途切れず、医師も丁寧に診るのか一人ひとりが時間がかかる。結局予約より１時間待って受診。会計も済ませると、１７時を回っていた。
　さて、私の指のしびれだが、首が原因ではなかった。確かに首は神経に触っている個所もあり、悪さをしているには違いないのだが、色々症状を診て問題は手のひらの靭帯が神経を圧迫しているらしい。首とここでは出る症状が明らかに違うと言う。





　先生の言い当てる症状がぴったりで、なるほどなあ・・・と思った。手術することもできるが、まずは投薬で様子を見る。で、今日の所は注射を・・・こんなところに。



　これ、ものすごく痛い！！！。
　「覚悟して。」
と笑顔で脅す先生。左手に握りこぶしを作って、歯を食いしばったが思わず、
　「ぐっぅ～。」
と声が漏れた。針を刺した時の先生が言うところの「チク」（んな軽いチクではない）は勿論痛いが、液が入る時の指先まで張り詰めるような痛み。ゴム手袋を裏返す時に空気を入れてふくらませるような、自分の手がそんな風になったようだった。
　少しましになったと思いきや、終わりかけの注入も更に痛かった。観ると先生は注射器を真上から刺して、親指で押して注入していた。見た目も痛い・・・。
　これでそう改善するか分からないが、様子を見て今度は服薬になるかもしれない。注射の後は指３本だけが熱を持って、まるで麻酔をしたような状態なので、財布からコインすら出せなかった。
　くりりんと来て良かった。ちょっと、運転は不便そうだ。
　状態が改善するといいな。


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