すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

バカ親子の友人たち

2014-03-14 05:57:41 | うちのキヨちゃん
私が入院し、くりりんとキヨちゃんと二人の生活がスタートした。
実は、くりりんは仕事中の怪我の回復が芳しくなく、会社は気を使ってくれ、負担のない仕事をさせてくれていた。
しかし、その後の診断でも回復にはかなり時間がかかると分かり、これ以上甘えられないと判断した。
くりりんから相談され、彼も次のバイトも決めており、とにかくバイトしながら次の事を準備する事になった。
ただキヨちゃんはキヨちゃんなりに、心配するだろうからと話すタイミングを図っていたところに、私の事故である。
初めは、私の事で何所ではなく、二人は支えあって大いに救いとなった。
しかし、私が徐々に回復したので、タイミングを失っていた打ち明け話も、くりりんから伝えなければならなかった。
案の定、キヨちゃんは心配で眠れなかったと言う。
それでも、何とか新しいスタートラインに立ったのだが、私が回復してきたことで、キヨちゃんにも余裕ができ、不満や愚痴を病院で聞かされた。
しかし、その実まだ心身共に不安定な私には耐えきれず、喧嘩してしまった。
心配した親友二人が、手分けして私とキヨちゃんのメンタルのフォローをしてくれた。
くりりんと二人ともの気晴らしに、今夜は夕飯を作りに行ってくれると言う。
感謝してもしきれない、バカ親子には勿体無い、そして得難い友人たちである。

※写真はキヨちゃん差し入れのメロン。
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朝食

2014-03-12 08:48:46 | ひとりごと
今朝は殆んど食べられた。
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心配かけてごめんなさい

2014-03-10 12:30:29 | ひとりごと
沢山の皆さまに
迷惑をかけて
沢山の皆さまに
心配をかけて

本当にごめんなさい

強い痛みは
徐々に薄れたら
めまいなんかが
出てきたり
まだまだ 我慢が必要です

気分の良いときに
少しだけ報告します

皆さまごめんなさい
そして
ありがとうございます
頑張ります
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くりりん日記

2014-03-06 06:18:37 | うちのキヨちゃん
--------------
『キヨちゃんワールドの洗礼』

油断していた。
そりゃ確かに「すずしろ日誌」の中でも何度となく知らされていたし、すずからもいっぱいいっぱい聞いていたし、間接的には僕も知らない世界ではなかったけれど…

すずが入院して、キヨちゃんと二人の生活がスタートして、わずか二日めでキヨちゃんワールドに足を踏み入れることになろうとは…

病院で、すずの夕食を済ませて帰って来ると「風呂できてるけど、先にごはんしてから入りなよ、後で母さんも入るから」とキヨちゃん母さん。「はぁい」と夕食をいただく僕くりりん。「食欲無くても、こういう時には無理にでも食べなきゃだめですよ。体がもたなくなりますよ」とキヨちゃん母さんに話などしながら。

そして、お風呂に向かう僕くりりん。もう灯りもついてて、服を脱いで浴室へ入り、お風呂の蓋を開けたら…空っぽ!

「や、やられた~」

もう今夜はお風呂やめようかとも思ったけれど、寒いしキヨちゃん母さんも後で入ると言ってたし、とにかくお湯を入れながらバスタブのなかでなんとか寒さをしのぐ。「ビジネスホテルでこんなことしたことあったなあ」なんて思い出しながら。

そしてまた、お湯は僕が入っていていっぱいめにしておかなければならないのだ。なぜなら僕がちょうどのお湯の量でも、体が小さいキヨちゃんが入ると容積が少ないので、必然的にお湯の量が少なくなってしまうのだ。

そして、なんとか体を温めて、お湯を入れ続けなから髭を剃るところまできていた。当然いつもの入浴タイムよりは、かなり時間がかかっている。そこで脱衣室からキヨちゃんの声。

「くりちゃん、遅くなったから母さんもう寝ることにするね」

「えっ、えっ、えぇ~っ!」

「お湯が入ってなかったから入れてたんですよぉ~」の僕の声は、耳の遠いキヨちゃんには聞こえることなく、すずのいない家の浴室で寂しく響いていた。
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くりりんより

2014-03-04 07:42:53 | ひとりごと
すずしろ日誌をしばらくの間お休みさせていただきます。
すずが交通事故で入院することになりました。しばらくは動くと痛いことも考慮してお休みさせてくださいね。

でもみなさん、心配しないでくださいね。すずは僕に、いっぱい我儘を言ってますよ。すぐに「すずの回復日記」なんか始めるかもしれません。

その間、どうかみなさんも僕といっしょに、すずの1日も早い回復をお祈りくださいね。

くりりん
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ありがとう、おっちゃん。

2014-03-01 19:08:17 | じいとんばあ
 おっちゃん 大阪のおっちゃん
 いつでも 素敵で いつでも かっこよくて
 おっきな手で 頭を撫でてくれたね 一昨年

 麻痺があるのに どうしても家を見せたいって
 おばちゃんの 遺影を見せたいって
 私を家まで連れてった

 おっちゃん 大阪のおっちゃん
 くりりんを紹介したね
 本当に 本当に喜んでくれたね
 私の歳が分からないから
 「早く子供を作れよ」って・・・
 ごめんね 約束できなくて

 遠くても 歳を取っても
 いざという時には 駆けつけてくれる
 達筆な文字で 手紙をくれたね
 達筆すぎて 文章も難しすぎて
 馬鹿な私には 理解できないこともあったけど
 とてもとても 嬉しかった

 素敵な子供さんに 精一杯の介護をされて
 齢九十七の天寿を全うされたね

 ありがとう おっちゃん
 子供は無理だけど
 おっちゃんに 負けないくらい
 素敵な家族になるから・・・

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