また更新が大幅に遅れまして申し訳ありません。
実のところ、野暮用で先月に引き続いて今月も上京しておりました。
その間、北朝鮮のミサイル発射、柳田法相の辞任、そして市川海老蔵さんの西麻布の飲み屋での傷害事件、いろんなことがここ数日にありましたね。
今年もアッという間に12月。
コートが手放せない季節になりました。
寒いときは、なんたって”鍋物”か”かす汁”が恋しくなります。
わたしの留守中にいとこが「酒粕」を届けてくれてました。
いとこは長年、灘の「白鶴酒造」につとめています。
ですから毎年、この時節になるととどけてくれます。
そこで「かす汁」をつくってみました。
といっても、わたしのこと。いい加減なレシピですが、体が温まるのだけがなによりの御馳走です。
☆具たくさんの材料☆
材料は、豚肉、大根、人参、こんにゃく、青ネギ。
わたしはくじらの皮肉をよく使います。
それと手づくりのちくわが冷蔵庫にありましたので、それも加えました。
ただ面倒なことが一つあります。
それは、酒かすを手で小さくちぎり、ひたひたの煮汁を加えてしばらく浸けておくことです。
やわらかくなれば、すり鉢に移してなめらかな状態になるまでよく混ぜることです。
偉そうなことをいうようですが、これを「手抜き」しますと、美味しいかす汁にはなりません。
ところで、「酒かす」の良否の見分け方はご存知でしょうか。
良質の酒かすは、肉厚で表面がよく湿っていて、重みがあります。
しかもとっても香りが高いです。
☆かす汁の美味しいお店☆
「かす汁」のとても美味しいお店を知っています。
それは神戸っ子ならだれでも知っている神戸元町のコーヒーの「エビアン」のとなりにある「金時食堂」。
東京・浅草のホツピー通りにあるような「めし屋」さんです。
神戸・元町に買い物に出かけたときは大抵寄ります。
(画像左は千枚漬と青しその香の物)