B-1グランプリとは、別にカーレースではありません。
全国のまちおこし団体がB級ご当地グルメで地元をPRする祭典です。
今年で6回目。過去最多の63団体が参加。
B級グルメとは質の落ちることでなく、地域に根差した食文化=Baseという意味だとか。
B-1グランプリの会場ではルールがある。
出展料理の購入には1000円(100円×10枚綴り)のイベントチケットが必要です。
現金での料理の購入はできません。
出展のうち6割が「焼きそば」。次にラーメンといったところ。
「これは旨い!!」と思ったら、清き一膳を投票箱へ・・・
但し、すでに殿堂入りした富士宮やきそば、厚木ホルモン、横手焼きそば、甲府鳥もつ煮は対象外だという。
●90分待ちの殿堂入り「冨士宮やきそば」
この長蛇の列!!すべてが富士宮焼きそばを買うため!!(売り場は画像右端)
かねてから「冨士宮のやきそば」をたべてみたいと思っていた。
ですから今大会の標的はコレ!!
第1・2回ともゴールドグランプリを受賞。全国に知られた殿堂入りブランド。
さて行ってみると長蛇の列。
入場者がすべてここに集合しているのではないかと思うくらい。
「最後尾=90分待ち」のプラカードを掲げたボランチィアのお兄さん。
「お目当てのものを食べずに帰れません!!」
並んでから1時間半後にやっとありつけました。
ワタクシ的には元祖焼きそばの感じ。
関西だけでしょうか。最近口にするのは、ほとんどが「あんかけ焼きそば」。
でもさ。さすが殿堂入りだけあって、コシのある麺、肉カスとコクイワシの削り粉の風味。
いちおう★★★★・・・でしょうか。
殿堂入りではありませんが、私が興味のある出展のうち3店を択んでみました。
めいほう鶏ちゃん(画像/上)・・・・・・・岐阜県の郡上に昔から伝わる鶏(けい)ちゃん。味噌や醤油、ニンニクなどで味付けした鶏肉を野菜と炒めたもの。明宝のソウルフードといったところ。
豊川いなり寿し(画像/中)・・・・・・・・・いなり寿しといえば豊川市。 地元の油揚げと秘蔵のタレをつかって、まごころ込めての手握りのいなり寿し。
足柄まさカリー(画像/下)・・・・・・・・・金太郎のマサカリより名付けた「足柄まさカリー」使用のカレーシチュウパン。 地元足柄牛100%に、ゴボウ入りの新食感カレー。
午後2時に行ったときには完売でした。閉店は午後3時30分なのに!
●地元B級グルメも集合した「姫路食博」も併催
今回は「世界遺産のまち」姫路城周辺が会場。
年頭にワタシのブログでつぶやいた「姫路おでん」(詳しくはコチラ)をはじめ地元グルメが出揃った。
私の地元の「加古川かつめし」、篠山の「篠山まるごと丼」、幻のねぎといわれた「岩津ねぎの天ぷら」。
それに、そばめしの発祥地、神戸・長田の「そばめし」など62軒。
姫路食博の料理は投票対象外。
それにしても「姫路おでん」は未だ殿堂入りしておりません。
人、人、人で賑わう第3会場(大手門駐車場)
第1回の青森・八戸大会の入場者は1万7000人。
今回は、これまでで最も多い51万5000人とか。
グランプリに輝いたのは、岡山の「ひるぜん焼きそば」だった。
焼きそばのタレがソースではなく味噌でした。それがうけたようです。
来年は10月に北九州市で開催とか。
とにかく「お疲れさま」のひとことです。