魚屋さんに平積みされた、雛祭り・ちらしずしは確かにリーズナブルで、しかも
手軽ですが、買う気にならず自分でつくりました。
子供の頃、おふくろがつくってくれた”ちらしずし”が好きでした。
物の不自由な時代でしたから、酢飯にこうやと人参、椎茸だけのシンプルなもの
でした。それでも月1回あるか無いかの”ごちそう”でした。
近隣のデーパートに、「築地・中島水産」という新しい魚屋が地下に開店したので
ひやかし半分で刺身セットをゲットしました。
地方だと「東京・築地」といえば、「おっ!!」となるかという魂胆でしょう。
騙されるか!!それにほんとに「築地」かどうか怪しい?
中トロ、鯛、ブリ、たこ、いかの5品目の盛り合わせでした。
ちらし寿しは前にもこのブログでアップしたように思うんですが、前回よりも少しは上達しているのではないか。次回は木の芽どきに京のたけのこを使って
もういちどトライしたい、と思っております。
ところで、その魚屋さんで、”あさり”が意外にお安く併せてゲット。
2~3個はお吸い物につかい、残りはバター炒めの酒蒸しにしました。
”あさりの酒蒸し”が一番旨かったのは、銀座3丁目の「相馬屋」さんです。
もともと劇団「前進座」溜り場の居酒屋さんで、私も脚本家田島博さんや俳優の
益城さん、演出家の吉本さんと飲んだことがあります。
塩味だけの酒蒸しで、冷酒との相性が抜群。とにかくあっさりしているのが格別
です。
銀座3丁目の焼肉屋「十里」で食事をした後は、相馬屋さんがすぐ近くにあるの
で、いつも寄ることにしています。
そしていつもオーダーするのは・・・・
「あさりの酒蒸しと冷酒!!」