3連休、広島へ帰る予定を変更して鳥取に滞在
ひとつには、伯母から「盆前に墓の草取りを親戚でしたんだで…」という一言、
そういえば、盆前に墓のことなぞあまりよく考えてなかった。
もう一つは、畑が草ぼうぼうになっていて、ご近所には多大な迷惑をかけているだろうから、草刈りせにゃいけんということ。
墓の草取りは、親父を誘って二人で小一時間ほどの作業
伯母いわく「墓っちゅうもんは、なんでか知らんが、草がすぐ生えるけぇな」
秋の彼岸を前にして墓が草ぼうぼうってのもな~、と、敬老の日の連休なのに親父に労働させてしまった。
畑は、弟が両親とともに面倒見ていたのだけど、お袋が倒れてからは弟一人となってしまって伸びる草に心折れたのか、
手が行き届かなくなって、 どこに何が植えてあったのか分からぬほどの状態
ご近所さんは「どうなっとるんだ!」と怒り心頭だろうが、こちらにも致しかたなき事情があるのだけど、放置はできない。
弟二人とも都合があり、一人で取り掛かったものの刈って集めて運んでを一人でやるのはとてつもなく非効率
途中、何度も心折れそうになりながらも5時まではやろうと言い聞かせ、へとへとになって終わった。
それでも、まだ全体の1割くらい、先が見えない。
連休最終日、弟と二人で取り掛かる。
二人で交代しながら、一人が刈って一人が草を集めて運ぶ。
一人より格段にはかどる。
最後頃は刈り方が多少雑になった感はあるものの、とりあえず目標とした畑の半分は刈った。
残された草の山々…どうすらええんじゃろう、、焼くわけにいかんし……
ま、枯れてから考えよう。
草刈りのご褒美かなんかよう分からんが、草に埋もれてたのを発掘したと言っていい野菜?
「むかご」は分かる、食えるし、見つけた時はちょっと嬉しかった。
しかし、この巨大なヤツは何だ?放置状態で、よくぞここまで育った、それだけは褒めたい…が、いったいぜんたい何なんだ?これは?
ま、切ってみて、炊いてみて、、、、食えるかどうか、だ。
とりあえずこの3連休でできることはした。
でも、あと半分残っている・・・ 嗚呼~~
それに、稲刈りもせにゃいけん。嗚呼~~嗚呼~~~~
恥ずかしくて載せられないが、稲はまぁまぁ育っているものの、周囲の田んぼにはない草があちこちに屹立している。
それは、もはや草ではなく小木と言っていいくらいの大きさ高さとなっていて、あのままじゃ稲刈り機は使えない…
この連休、実質2日間だったけど、墓や畑の草との格闘でホント疲れた。
綺麗になった墓の周り、地面が見えるようになった畑、、
おばあちゃんは、一人でこの畑を作っていた。
毎日毎日、畑に出て働いていた。草を取り、肥料をやり、収穫して、綺麗にして朝早くにリアカーで市場に運んで売っていた。
今になって気付く。
スゴいことしとったんだなーと…
草刈りでヘロヘロになって身をもって実感する。
墓や田畑を守るってのは、こういうことなんだな~~と。