今年の始まりは雪もなく、山陰ならでは曇り空でしたが、時折、晴れ間もあって
明るさを感じさせる空でした。
ただ、天気は不安定で、降ったりやんだり晴れたりと変な天気です。
今年の賀状には、
人は何度同じ過ちを繰り返すのでしょう
世代を超えて時代を超えて、国や民族を超えて
権力への固執、私欲を満たす妖しい力に囚われて
そして過ちの犠牲になるのはいつも無辜の者たち
一方で人は過ちを起こすものだとの前提で自ら
合議制や権力を集中させない仕組みも考えた
古くは掟や戒律を神からの賜り物として己に課した
でも、そうした仕組みさえも権力は易々と逆手に執る
人は何度同じ過ちを繰り返すのでしょう
季節が繰り返されるのと同じようなものでしょうか
自分だけは…と棚に上げるつもりはなく自分もまた
過ちを犯す人との自覚をもって対峙したいものです
と認めました。
何を言いたいのかというと・・・・・・といった無粋なことは控えるとして、
昨年のたくさんの出来事の中で、印象的だったのは、アメリカ中間選挙のこと。
過去の例から見ても、中間選挙では与党が劣勢で議席を減らすことが通例であり、民主党が苦戦する。
そうした事前予想を覆すかのような結果に「同じ過ちは繰り返さないぞ」といったアメリカの民意、
といったような健全さを感じたのです。
共和党支持者でもトランプに否を唱え民主党に投票する、といった行動もみられたということです。
ただ、6年前には奇妙奇天烈な人を大統領に選んでしまったわけですし、
民主党の戦術が奏功したとの見立てもあるので「民意の健全さ」だけではないとも思いますが、
アメリカという国は時にこうしたダイナミズムを見せてくれます。
しかし、「反共」という点ではどちらの政党が与党になっても国を挙げて一致しています。
それに「自由」「人権」といった点で自国内にも課題を抱えながらも、他国に干渉もするし、
時に武力行使も辞さないこともあったりして、これまで「同じ過ちを繰り返して」もいます。
我が身に降りかからなければ、誰の身の上にも不条理なことや理不尽なことがなければ、
「ま~たやってるよ」と高見の見物を決め込むこともできるかもしれない。
自分の身の回りのところを見回しただけでも、座視できないことが多々あって、
その根源にたどってみれば、相も変わらずのこと・・・、ヤになるね~と思っても人のやること。
そんなことを考え感じています。
本年も気ままな週記ブログよろしくお願いします。