節分を過ぎて立春を迎え、春である。
1年前の今頃、けっこうな降雪がありJRが運転見合わせとなり3日間ほど車で出勤していた。
今年は、今のところさほどの降雪はなく過ごせている。
天気情報では、東京など太平洋側で大雪の予想とあり、なんだか変な感じである。
父の納骨も済んで当面は大きな法事事はない。
が、相続手続きだけはこの機を逃さず早めに済ませてしまいたい。
父母の預貯金の整理は、相続関係を証する戸籍謄本一式を揃えて、各金融機関で手続きは済ませた。
次に、実家の土地・建物・田んぼに畑の相続登記である。これを放置するわけにはいかない。
登記簿見て、実家の建物は両親と弟の共有名義、田んぼは祖母名義のままであることが判明。
全部父親名義だろうと思っていたのだが、共有名義だとか祖母名義だったとは・・・・
追加で祖母の戸籍謄本一式を入手、伯母の戸籍謄本は従兄弟に頼む。
今、手元には、父と母、祖母それぞれの生まれてから死亡するまでの戸籍謄本一式がある。
明治生まれの祖母は、出生時は祖母の父が戸主の戸籍に記載されているが、
前戸主として祖母の祖父の記載があって、祖母の曽祖父母の名前も見ることができる。
祖母の曽祖父母は天保生まれ(天保っていつやん?)、祖母の祖母は慶応生まれ・・・
父の出生も母の出生もそれぞれの祖父(私の曽祖父)の戸籍に書かれていることから始まる。
明治20年代生まれの曽祖父たちの戸籍から始まる。
昔は兄弟姉妹が7人とか8人、それに戸主の弟とかその奥さんまで一つの戸籍に載っている。
どれだけの大家族だったことか、3世代は当たり前、ひょっとすると4世代同居もあったんじゃないか。
そして、父には伯母以外にも兄弟姉妹がいたことが分かるが、幼くして亡くなっている。
どの戸籍からもだが、年月を少し下ると私の記憶にもある両親の伯父伯母、従兄弟たちの名前も出てくる。
これまで訳が分からんかった年齢順もすっきり理解できる。
こうして、顔もどんな暮らしをしていたのかもわからない先祖がいて今の自分がある。
戸籍ってけっこうスゴイもんじゃなと思う。
玄関の見守りタヌキ
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