秋のお彼岸、「暑さ寒さも彼岸まで」とは納得の歳時記である。
9月というのに陽光が刺すように感じられ、もわ~~っとした熱波を感じる日が続いていた。
それが、秋分の日を境にガラッと変わったような気候、エアコン不要でも苦も無く過ごせる。
自民党総裁選挙の情勢は嫌でも耳目に入ってくる。
選ぶのは自民党員で私ら一般国民に投票権はないのに、国民に耳障りのいい政策を並べられてもね。
これまでの国政選挙でも聞いたような話もあるし、それってどうやって実現するの?って話もあるし、
それって総理大臣が言うことなん?って話もあったり、ま、思うまま好き勝手言うてはるが、
裏金問題も旧統一教会問題もうやむやのままにしてしまおうとしてるってどうなん?
「自民党を変える」と言うのなら、まずは「汚点」に白黒付けることが必要なんじゃないか。
政党に限らず会社であれ様々な団体であれスポーツチームであれ、集団を構成する場合、
組織を変えるためには、組織風土や構成員のマインドを変えん限り組織が変わることはない。
政党の場合、更に支持者や支持団体とのしがらみがある中で、果たしてそれが出来るのか。
「選択式夫婦別姓」なぞ保守派が反対しているというが、強制ではなく「選択式」の何が問題なのか、
私には反対する理由が理解できない。
そのこと一つとっても、こと「政党」の組織風土を変えるには並大抵のことではなかろう。
強い思いと真っ当なリーダーシップ、構成員を洗脳するかのごときカリスマ性とある種の独裁性、
構成員に対するリスペクト、知・条・理のバランス感といった資質が求められると考えられるが、
そんな「聖人」のような人物はそうそう居るもんじゃなかろう。
アベノミクスを継承するという候補も居るが、功罪の検証もなく追従しているようにしか見えない。
アベノミクスには第3の矢「規制改革による経済活性化」があり、これには手付かずのまんまで、
そのことには言及せず、金融緩和と積極財政の「罪」を更に積み増そうというのか。
実現への具体的手だてや目算もないまま願望的なことを言われても、そうそう騙されない。
などと斜に構えてしまうから各候補者の言うことに期待よりも大いなる疑問が先だってしまう。
立憲民主党、野田元総理が代表に選出されたが、本気で政権を取りにいくのであれば、
現与党の批判ばっかりじゃなく、地に足のついた政策をしっかり考えとく必要があるんじゃないか。
「批判ばかりでなく提言もしているし、政府案に取り込まれたものもある」との反応がありそうだが、
マスコミ、特にテレビ報道からそういう「印象」を持たれてしまっていることを変えてく必要がある。
過去、普天間基地問題で「最低でも県外」の一言で外交音痴振りを国内外に晒して頓挫した失態、
それと、政治主導を勘違いして官僚を上手に使いこなせないような人を大臣に据えてはいけない。
財政健全化も大きな課題、一時的な受けを狙って「減税」だとか「給付」だとかに走らず、
負担を求めるべきことは条理を尽くして説明し、真に支援が必要な国民に手を差し伸べる。
このあたりのこと本当にちゃんと分かっとんのかどうか、しっかり示してほしい。
彼岸までに冬野菜の仕込み、夏野菜はそろそろ終わり、
キュウリもゴーヤも実はつくが盛りの頃のようには育たない。
たくさんの恵みをありがとう。
苗を植えて実がついたプリンスメロンが熟れて何ものかに食べられてしまったのが8月初め、
被害に遇ったメロンの種が発芽して成長して、なんとたくさんの実を付けた。
何ものかに食べられんように金網を被せた。
苗からは4個しか成らんかったのに・・・こぼれ種が育ってこんなに実がついた。
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