山梨県の長崎幸太郎知事は10日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大が抑えられているとして、県民に「感染防止策を取った上で、歓送迎会やお花見を是非やってください」と呼び掛けた。
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021031001001666.html
2週間ほど前に、山梨県知事の呼びかけを聞いて驚きました。
3月4月と言えば、歓送迎会、花見、卒業式、入学式、転勤。。。。
1年前には会食の場でコロナが拡散されたのを忘れたのかと。
ところで各自治体のコロナ防止対策宣言ステッカーですが、
自治体が検査をした上で発行したのではなく、どうも自己申告制だったようです。
テレビの報道を見る限り、少なくとも東京は自己申告制で適当だったようです。
厳格にガイドラインを守り、定期的に検査をしていればこんなにも感染が広がらなかったでしょう。
肝心なことをなぜ、適当にしてしまったのでしょう。
これこそ基本じゃないですか。
この基本もせず、時短営業もせず、何が自粛と保障はセットだと言うのですか。
やる事をやってから言って欲しいです。
山梨県の真剣さをもっと他の自治体も見習ってもらいたいです。
勿論、山梨以外の自治体も感染防止策を真剣に取り組んでいるところもあると思いますが。。。
山梨の取り組みはこちらの動画をご覧ください。
山梨県の安心の目印「やまなしグリーン・ゾーン認証」とは?
ところで緊急事態宣言が解除されるとの報道後には東京の繁華街は賑わっていました。
そして夜間は時短営業無視の居酒屋に人が集まり、密の状態での飲食に、
広場や歩道、公園での酒盛りや奇声を発しての大騒ぎ。。。
目に余るものがありました。
何もわかっていない。
飛沫感染の意味も、感染拡大の影響もわかっていない人たち。
これが日本なのか。あんなに道徳心があると称賛されている日本人なのかと。
山梨県の「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」に話を戻すと、
昨年6月から実施しています。
実績があり、これなら大丈夫だと自信があるから「歓送迎会・お花見をしてください」と言えたのです。
それを各方面から批判されました。
私も正直、軽率な発言だと思いました。
しかし、国や他の自治体は批判する前に、自分たちはどうなのか考えてもらいたいです。
ただのお飾りのステッカー。
折角の仕組みが無駄になっています。
時短営業要請にどれだけ税金を使うのでしょう。
こんな金額ではやっていけないと言うなら、経営者は感染防止の為に努力したのでしょうか。
一飲食店ではなく、自治体、各種業界、商店街、市区町村等々、あらゆる団体がこの国難をどうにかしようと努力したのでしょうか。
知恵を出し合い、実践したのでしょうか。
良いアイディアが沢山ありました。
しかしそれを有効的に活用しましたか。
昨年の緊急事態宣言から1年近くどんな努力をしたのでしょう。
ステッカーは貼付するだけ。
COCOAやQRコード登録の推奨もお座なり。
これでは宝の持ち腐れ、絵に描いた餅です。
山梨県知事が自信を持って歓送迎会や花見の推奨をしたのはなぜなのか、
山梨県知事の自信はどこから来るのか政府や各自治体は考えてもらいたいです。