自民党の石破茂元幹事長は9日の石破派例会で、今年の党大会中止を決めた執行部の判断について「最高の意思決定機関である党大会をやらないというのは党としてどうなのか」と述べ、苦言を呈した。また、国が新型コロナウイルス対策のイベント開催制限を段階的に緩和していることに言及。「党大会にもいろんなものがある」と指摘し、感染リスクの低い形式での開催を追求すべきだったとの認識を示した。 *************************************************************************************************************
またですか。
石破さんがいつもの「後ろから弾を撃つ」発言です。
党執行部が武漢コロナの関係で党大会を中止しましたが、
気に入らないようです。
では実際石破さんはどんな発言をしたのでしょう。
1点目は都知事選と都議補選について
2点目は習近平主席の国賓訪日招待について
3点目が党大会についてです。
1:31~ 習近平国家主席の国賓訪日について
総裁が中国主席に国賓来日を要請したのに、
要請した側が断ることは礼に失すると言いたいようです。
礼儀は礼儀とし、言うべき事は言うべきだと。
そりゃあ、そうですが尖閣について抗議しても開き直るし、
香港問題もあるしで、国賓訪日を実現したら日本こそ国際社会から非難されるでしょう。
そして中国には領海侵入は大したことはないと思われてしまうでしょうし、
国際社会からは尖閣に領土問題が存在していると思われるでしょう。
党大会中止については 3:49~
政府としては「イベントの再開を」と言っているのに党大会中止はどうなのか、と。
では安倍総理はどんな発言をしていたのでしょう。
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0525kaiken.html
プロ野球なども来月、まずは無観客から再開していただき、段階的に観客を増やしていく。コンサートや各種のイベントについても、100人程度のものから始め、感染状況を見ながら、1,000人規模、5,000人規模、さらには収容率50パーセントへと順次、拡大していく考えです。
5月25日の記者会見の発言です。
これは1か月半前の発言ですが、最近は東京の感染者は増えていますし、
地方への広がりも懸念されています。
では党大会はどのような規模なのでしょう。
例年、党所属の国会議員や全国の地方議員など3000人以上が参加しているようです。
3000人もの議員が全国から集まりますが、感染は大丈夫なのか心配になります。
党大会をプロ野球やコンサートと同列に考えてもいいのでしょうか。
プロ野球は無観客から始まり、様子を見ながら少しずつ増やす予定です。
コンサート等も段階的に増やします。
これは国民の楽しみを奪いたくないとの考えや、
チケット販売等に影響を及ぼさないとの目的もあるでしょう。
ではこれらと党大会は同列に考えられますか。
また大変な水害が全国から報告されている今、
あと2か月あるとは言え党大会に考えが及びますか。
地元の被害を考えるとそれどころではない議員も多いと思いますが。
確かに党大会で全国の声を聞くのも大事でしょう。
しかし今はコロナに水害に次々襲う災難に対処するのが先決だと思います。
やっぱり石破さんの考えには賛成できません。
では水月会所属の国会議員は石破さんの考えについてどう思っているのでしょう。
もしも賛同できなければ、早めに水月会から脱退した方が宜しいのではないでしょうか。