菅義偉官房長官は3日の記者会見で、中国湖北省武漢市を中心に拡大している新型コロナウイルスによる肺炎への対策として1日から実施した入国管理強化策について、同日時点で5人の入国を拒否したことを明らかにした。

 政府は当面の措置として、感染の有無にかかわらず(1)入国申請日前14日以内に湖北省滞在歴がある外国人(2)湖北省発行の中国旅券所持者―の入国を原則拒否する対応を取っている。

 安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、国内での感染拡大防止策に関し「民間機関との連携も視野に、簡易検査キットの開発にも既に着手した」と明らかにした。自民党の岸田文雄政調会長への答弁。 

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55159320S0A200C2NN1000/

1月末までに62カ国が中国人に対し何らかの入国制限措置を導入し、

中国からの入国拒否をしている国は自国民の中国本土への渡航禁止を勧告しています。

 

しかし日本はと言うと、武漢のある湖北省からの外国人だけを入国拒否しています。

その結果、5人が入国できませんでしたが、これで水際対策と言えますか。

既に武漢から500万人が市外に脱出しています。

つまり武漢市民が中国全土に散らばっているのです。

日本の湖北省限定の入国拒否がどれだけの効き目があるのでしょう。

速やかに中国全土からの入国拒否をすべきです。

このままでは日本からの入国拒否が海外で始まるでしょう。

 

既にフィジーでは中国からの入国を禁止し、

香港,シンガポール、日本からのフライトの乗客にはスクリーニング検査をしています。

その内、日本からの入国者を拒否する国が出てくるかもわかりません。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=78277

 

政府だけでなく、国会議員の責任は重大です。

この新型ウイルスの拡大が始まる時期には国会が始まっていましたから、

国内で感染者が出ない為の議論をする時間がありました。

にもかかわらず、国会では相変わらずの安倍政権批判です。

桜を見る会についての議論と新型ウイルスの抑え込みではどちらが重大ですか。

どちらが国民の命、生活に直結していますか。

 

野党は国会に総理、厚労相、外相、法相を拘束する事の弊害をまるで分っていません。

総理らの新型ウイルスについて思考、議論をする時間を奪った自覚が皆無とは本当に腹立たしいです。

国会議員の責務を忘れているような左翼野党議員は不要です。