政府は28日、中国海警船の領海侵入について中国側に外交ルートで抗議した。

 28日正午前に中国海警局の船が尖閣諸島沖の領海侵入しました。

昨日石垣市議であり漁業者の仲間均さんが出漁していますから

この事態は海上保安庁も予測していた筈です。

 

 

 我那覇雅子さんによると領海侵入する1時間ほど前に海警局船が姿を現した様です。

 

 

海警局の船が領海侵入するのは、日本の漁船が尖閣周辺で操業している時です。

予測できたことですが、今回はいつもと事情が違います。

というのも中国は16日から東シナ海での漁を解禁し、約200隻が出漁しています。

東シナ海で漁解禁 中国漁船が爆竹響かせ一斉出港(2021年8月16日)

 

中国は尖閣周辺での操業を禁止しているようですが、その気になればいつでも尖閣周辺での操業を許可するでしょう。

というか、もしかしたら尖閣周辺へ行くように指示するかも分かりません。

そうなったらどうなるか。。。。。

漁船同士のトラブルが発生するか、混乱を利用して尖閣に上陸するか。

その可能性はゼロではありません。

仲間さんの漁船がトラブルに巻き込まれたら大変な事になります。

中国は恐らく尤もらしい理由を付けて正当性を主張するでしょう。

それが大きな問題に発展するとしても、中国はそんな事に躊躇する様な国ではありません。

日本が抗議したところで解決にはなりません。

いつもの事だと聞き流すでしょう。

中国も尖閣は中国領だと主張しているのですから、抗議をしたところで効果ありません。

 

均衡が崩れ出しています。

その事を日本政府はもっと危機感を持つべきですし、

持ったなら石垣市の要求に従い、標柱設置を許可した筈です。

中国の反発を恐れたとしても、上陸されたらお終いです。

 

一連の流れを見ると中国とお互い上陸しないとの密約をしていると想像します。

しかし中国との約束はどこまで信用できますか。

信用するに値する国ですか。

 

とにかく、政府は早急に尖閣諸島に上陸し、次の段階へ行動すべきです。

いつまでも事なかれ主義だと隙を突かれて上陸されるのが落ちです。

 

尖閣諸島を竹島や北方領土の様にしない為にどうするか。

政府にはこの事をもっと真剣に考えてもらいたいです。