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民主党の長島昭久氏=3月25日午前、国会・衆院第11委員室(酒巻俊介撮影)
民間シンクタンクへの寄稿で民主党批判を展開した同党の長島昭久元防衛副大臣に対し、枝野幸男幹事長が注意していたことが分かった。注意は先週行われ、枝野氏が22日の党役員会で報告した。
長島氏は15日に「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長)のホームページに「目を覚ませ、民主党!」と題した寄稿を掲載した。党の労組依存体質を批判し、安全保障関連法案の国会審議では「万年野党の『何でも反対』路線がますます先鋭化している」と訴えていた。
長島氏は寄稿で、民主党の現状について「『改革政党』と見なす国民はほとんどいまい」と指摘。「改革路線は維新の党にすっかりお株を奪われた」としていた。党内の議論についても「民意からかけ離れた組織防衛の論理が跋扈(ばっこ)する低劣なものとなった」と非難した。
党内随一の外交・安全保障通である長島氏は、安全保障関連法案を審議している衆院平和安全法制特別委員会の委員を務めている。長島氏は、自ら関与している安保法制の国会審議の対応についても批判し、「もはや解党的出直ししか道はない」と指摘していた。
民主党は安全保障関連法案の廃案を求めている。同法案の今国会を目指す政府・与党は22日に会期を95日間延長して9月27日までとすることを決めたが、民主党は延長を議決する22日夜の衆院本会議を欠席した。
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長島昭久氏は民主党では珍しく良識的な方ですが
先日櫻井よしこさん主宰の研究所のHPに
「民主党は万年与党だ」等と寄稿文で批判していました。
それに対し枝野幹事長が厳重注意したという事です。
民主党は国会質疑では 幼稚園クイズ王や文句垂れ辻元など
低次元の議員を質問に立たせていますが、
長島氏はこの事にも危機感を抱いているでしょう。
枝野幹事長は長島氏に注意をしたようですが
気に入らなければ、審議拒否で職場放棄の民主党ですから
長島氏の指摘はドンピシャリです。
ところで枝野氏が過去の論文で
「集団的自衛権と個別的自衛権を(概念的に)分けるのは無意味だ」
と主張していたと憲法学者の西修氏に暴露されたようです。
その論文は枝野氏が民主党憲法総合調査会長として文藝春秋2013年10月号に
掲載された憲法9条改正案です。以下に転載します。
【現行部分】
1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
【追加条項】
9条の2
1項 我が国に対して急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がない場合においては、必要最小限の範囲内で、我が国単独で、あるいは国際法規に基づき我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を守るために行動する他国と共同して、自衛権を行使することができる。
2項 国際法規に基づき我が国の安全を守るために行動している他国の部隊に対して、急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がなく、かつ、我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全に重大かつ明白な影響を及ぼす場合においては、必要最小限の範囲内で、当該他国と共同して、自衛権を行使することができる。
3項 内閣総理大臣は、前二項の自衛権に基づく実力行使のための組織の最高指揮官として、これを統括する。
4項 前項の組織の活動については、事前に、又は特に緊急を要する場合には事後直ちに、国会の承認を得なければならない。
9条の3
1項 我が国が加盟する普遍的国際機関(現状では国連のこと)によって実施され又は要請される国際的な平和及び安全の維持に必要な活動については、その正当かつ明確な意思決定に従い、かつ、国際法規に基づいて行われる場合に限り、これに参加し又は協力することができる。
2項 前項の規定により、我が国が加盟する普遍的国際機関の要請を受けて国際的な平和及び安全の維持に必要な活動に協力する場合においては、その活動に対して急迫不正の武力攻撃がなされたときに限り、前条第一項及び第二項の規定の例により、その武力攻撃を排除するため必要最小限の自衛措置をとることができる。
3項 第一項の活動への参加及び協力を実施するための組織については、前条第三項及び第四項の例による。
当時民主党内でも反発があったようですから今の枝野氏の考えと違うかもわかりません。
その辺を枝野氏本人に聞きたいところです。
会期も9月27日まで大幅延長です。
野党は文句ばかり言っていないで十分議論してもらいたいです。
民主党も維新の党も対案を考えていないとか言っていましたが
会期延長ですから対案を出して正々堂々と議論の場に就くべきです。
反対する為に暴力行為を働き、反対だから職場放棄する、
これでは万年野党と身内から指摘されるのも無理はありません。
まだ民主党を支持している人もいるようですが
もう少し冷静になり、本当にいいのかよく考えてもらいたいです。
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