[#1316] コデマリ(03) -超マクロ写真-

コデマリの花芯をアップした超マクロ写真です。上方に４本の雌しべが生えています。雌しべの柱頭は平たく，花柱よりやや大きいくらいの直径です。
　雌しべのすぐ近くにスペード型の葯を持った雄しべが生えています。スペード型の葯は２個の嚢より構成されており，雌しべの生えている中心側にお辞儀をするように葯を傾けています。
撮影日：2011.5.16
撮影場所：鯖江市内
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭

[#1315] コデマリ(02) -超マクロ写真-

　コデマリの花芯部の超マクロ写真です。中央に４本の雌しべがはえ，その周辺を多数本の雄しべが取り囲んでいます。雌しべに最近接している雄しべの葯は大きく良く見られるスペード型の形です。その外側をさらに多数本の雄しべが取り囲んでいます。両方とも花粉を出す雄しべなのか，どちらかが飾り雄しべなのか，何か役割が違うのかなどのことは分かりません。
撮影日：2011.5.16
撮影場所：鯖江市内
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭

[#1314] コデマリ(01) -マクロ写真-

　やや季節外れですがコデマリの（超）マクロ写真を連載します。５月も半ば過ぎコデマリが我が家の片隅で咲きました。たくさんの小花が集まって全体としてマリのような形を作っています。花弁は5枚。小花の花芯には数本の雌しべのまわりにそれより高く多数本の雄しべがが生えており複雑な構成です。
撮影日：2011.5.16
試料採取：鯖江市内
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭

[#1313] クス(06) -超マクロ写真-

かなり成熟の進んだと考えられる花の全体像です。雌しべの柱頭は蕾の段階では三角形に近い形だったのですが，円形に近い形に変わっています。柱頭の表面は凹凸があり，その周辺には赤い斑点が付いています。赤い斑点は受粉が起こった個所なのかどうかは分かりません。
撮影日：2011.6.8
試料採取：前回と同じ
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭

[#1312] クス(05) -超マクロ写真-

クスの花の雄しべにフォーカスした超マクロ写真です。黄色の花粉を包む嚢は支え板のエッジの落ちそうな所についています。
撮影日：2011.6.9
試料採取：丸山運動公園周辺（鯖江市）
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭

[#1311] クス(04) -超マクロ写真-

　クスの花の雄しべにフォーカスして撮った超マクロ写真です。雄しべの「形」はあまり見たことがないくらいユニークです。細い花糸が葯を支えている花が多いのですが，クスの花の雄しべは壁のような支え板の上に黄色の花粉を蓄えた嚢が何個か載っているような「形」です。雄しべが２重に並んでいるのが分かります。後列の雄しべには３個の嚢が離れ離れに載っています。
撮影日：2011.6.8
試料採取：丸山運動公園周辺（鯖江市）
ミクロラボΠ-SBAE　ポリ亭

[#1310] クス(03) -超マクロ写真-

前回の写真をおよそ2倍にアップして撮影した写真です。
撮影日：2011.6.8
試料採取場所：前回と同じ
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭

[#1309] クス(02) -超マクロ写真-

クスの花の全体像です。中央には白色で多角形の形の平べったい柱頭を持つ雌しべが生えています。花柱は柱頭より少し小さいくらいの太さで，しっかりと柱頭を支えています。雌しべの周辺近くとその外側に二重に雄しべが生えているように見えます。
撮影日；2011.6.8
試料採取：丸山運動公園周辺（鯖江市）
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭

[#1308] クス(01) -超マクロ写真-

　今回よりクスの花の（超）マクロ写真を連載します。クスの木は大木になることが多く，手が届かないことが多いのですが，いつもの散歩道では歩くのに邪魔になるくらいクスの枝が垂れ下がっています。ふと見たら花が咲いていたので（超）マクロ写真を撮ることにしました。後で示しますように，雄しべの形はとてもユニークです。
　今回は開きかけた蕾の超マクロ写真です。花の天辺が開きかけており，中央には三角形の雌しべの柱頭が見えています。色は白色です。そのまわりは黄色の雄しべが取り囲んでいます。
撮影日：2011.6.8
試料採取：丸山運動公園周辺（鯖江市）
ミクロラボpai-SABAE　ポリ亭

[#1307] ツゲ(07) -超マクロ写真-

ツゲの花の雌しべをップして撮影した超マクロ写真です。胚珠なのかどうか分かりませんが，球形のものが３個見えます。雌しべの中央に３個の突起が見えています。この部分で受粉するのかも知れませんが，正確なことは分かりません。詳細は専門家にお任せです。
撮影日：2011.6.7
撮影場所：自宅（鯖江市内）
ミクロラボΠ-SABAE　ポリ亭