高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

日本橋三越 5

2009年01月05日 06時26分46秒 | 出張

14_001 1月4日、昨日までが正月休みの方が多いことでしょう。会場の中も沢山のお客様で賑わっている。この会場を見ている限りでは、「いったい何処が不景気なのだろう?」という気がする。しかし、都内でも日本橋三越だけが「一人勝ち」の現象だと聞く。

私は今回の世界的な経済危機は、もう一度、自分の足元、スタンスを見直す良い機会では無いか?と考えている。

お陰さまで、今まで多くのお客様の支持を得てここまで来ることが出来た、ありがたいことです。何時の間にか、少しずつ販路が拡大され、職人の人数も増えて来た。しかし、我々手工芸に携わる職人仕事は、適正規模で適正利潤があり、あまり大きくなっても良いことは無いのだ。もう一度、今までの出店も、本当に必要なのか?知らないうちに流されているのではないか?考え直さなくてはならない!

この経済状況はしばらく続くものと思われる。たとえ売り上げが3割、4割減ったとしても、乗り越えていける経営体質を作らなければ生き残って行けない。「元々、裸一貫のゼロからスタートしたのだから、また、新しい事業を始める様な気持ちで作り直していかなければならない。」と思う。

竹工房オンセ

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