松坂屋の出張途中から、右上の歯がうずいて気になっていた。目の下の頬の所を押さえると痛い!「歯の痛みが、こんな所まで波及しているのか?」と思っていた。夜中に気になり、寝不足な日が続いた。「出張から帰ったら歯医者に行こう!」と予約までした。
しかし、どうも歯の痛みとは少し違う。鼻水をかむと鼻血が混じっている。「ひょっとして何処か?血管が切れているのでは?」などと、変な事を考える。くたくたになって漸く我が家に到着、妻に痛みの事を話している時に、鼻水を啜っていると、「鼻水は啜り上げずに、かんだ方が良いのよ!」と言われ、鼻をかむ。 何と、すると1センチ角くらいのレバーのような血の塊が出てきた。 「ギョ!」 驚いた。「これは歯の痛みでは無い!鼻を見てもらおう。」
翌日、別府市内の耳鼻科へ、耳鼻科というのは比較的少なくて、少ない分何処も順番待ちの患者で一杯である。最近、別府の竹の学校の直ぐ側に開業したばかりの耳鼻科があったので、そこに飛び込んだ。大きな病院ではないので、受付から診察までスムーズに進んでいく。初診なので、簡単な問診表に記入して受付をすると
診察時間が表示され、「外出しても、その時間までにお帰り下さい」と書かれている。やはり、新しい病院だから、患者にストレスが掛からないよう、受付自体も工夫されている。20分ほどの待ち時間で、いよいよ、診察。淡々とした抑揚の無い先生であったが、実にテキパキと診察しくれた。レントゲンも取り、結果は、「右の鼻にばい菌が入り、炎症を起こしているそうだ。特別深刻な状況では無いので、薬を飲んで様子を見よう」ということであった。 「あー、一安心! 良かった!」