名古屋松坂屋に来ると、もう一つ楽しみがある。私の実家が名古屋郊外の江南市にあるので、松坂屋に出店した時、必ずお袋がお花を持って来てくれることだ。今年で81才になるのだが、元気である。先日、手紙を貰った時に「自転車仲間の集まりで50キロ走りました」とあったのだが、私は勘違いして「自転車で5キロくらい運動するのは良い事だよね。」と話していたら、何が何が、50キロであった。「止めてクレー!80を過ぎたお婆さんが50キロも自転車でうろうろされたのでは、回りがたまらん!」「チャリンコ暴走族」なのである。
今回も、江南市から名古屋駅までは電車で来て、(以前は25キロほどの道のりを自転車で来たのだが、さすがに、それだけは止めて!と懇願した) 名古屋駅から松坂屋までは歩いてくる。
お袋が言うには「最近少し、物忘れをするようになった、少しボケてきたのかねー?」と言うが、「あんたより、ボケた様な人がこの回りにも一杯いるから、大丈夫だよ!」と言っておいた。全然、ボケなど無く、自分が死んだ後のことまで、「「献体」に申し込んで手続きしてきたから、もしもの時も心配しなくて良いよ!」などと言う。
お母さん、あなたが元気で助かってます!