半月ぶりに家に帰って来ました。大分に帰ってきたら、九州地方は毎日雪が降っていた。別府まで妻に迎えに来てもらい、別府から家までは「雪が積もっているから運転して!」と言われた。家に着くまでの40分間、妻は半月間にあった出来事を話し続けている。冬休みで帰っていた子供たちも学校に戻り、その後は雪の降る山の中で一人暮らしである。その期間の寂しかった鬱憤を一気に放出する様に!
子供の事や、親戚のお祖母ちゃんが亡くなった事や、町内で起きた交通事故や、鼠が食器洗い機のホースをかじって、朝見てみると床がびしょびしょになっていた事、等等……
我が家に近づいて来ると、あたり一面真っ白である。10センチほど雪が積もり、温度計を見てみると、マイナス5度になっている。家の中では、湯たんぽの入った毛布に包まったシャラ(猫)が眠っていた。
今朝は寒さの為に大変であった。最初は新聞配達に来たお爺さんが、私の家の前の坂道で雪にすべってぶつかっている。このお爺ちゃんのお陰で新聞が、午後の郵便配達から 午前中の配達に変わり、毎日新聞が読める様に為ったのだが気の毒な事である。
パソコンは寒さの為、動きがめちゃめちゃ遅い。プリンターは「室温が低いため、室温を上げて下さい」とメッセージが出て動かない!工房のメンバーには「本日、工房の周りは10センチほど雪が積もっています」とメールで連絡。最近は殆んどのメンバーが携帯を持つようになった為、急な連絡事項はメールで連絡網を作っている。そんな中、一人だけ元気の良いメンバーの井川さんが籠を担いで歩いてやって来た。この人の元気良さには、本当に感心させられる。
今は日本橋から戻ってきた荷物を佐川急便が配達してくれたのだが、やはり、家の前の坂がスリップしてしまい上れなく立ち往生している。 ちゃんちゃん。