昨年のリーマンショック以後、大変厳しい社会情勢になっている。10万円以上の高額品はあまり変わらず動いているが、3万円から5万円くらいの品物が、動きにくくなっている。お金持ちで無くても、「ちょっと背伸びして!自分にご褒美!」こんな気持ちで買っていた、一般の所得層の人達が影響を受けているのだろう。
私の所でも、今までのデパートをメインとした販路から、少しずつ軸足を変えていかなくては為らない!と感じている。
ネット販売を充実させていかなくては、将来的には生き残って行けれないと思う。ホームページを充実させて、「竹工房オンセ」を一つのブランドに!
ネット販売と言えば、竹関係では高知県の山岸君がやっている「竹虎」がダントツに有名である。彼の所は、高知県の海岸部、ドライブイン形式の販売をしていたが、時代の流れと共に、ドライブインでは先の見通しが無くなっていた。
「何か、新しい販路を作っていかなくては倒産する!」そんな危機感を持って、ネット販売を遣り出したのだろう。最初は、なかなか結果が出なくて、悶々とした時期を過ごしている。
ある記事で呼んだのだが、
ネット販売を始めた当初は、職人さんたちから「ドラ息子は仕事もせんで、パソコンで遊んでばかり居る!」と思われていた。3時の休憩にも、彼にはお茶も出して貰えない。
しかし、ひと月100万円売れるようになったら、お茶をいれてくれた。
200万円売れるようになったら、パートのおばちゃんが自腹で買ってきたクッキーがコーヒーに付いてきた。
300万円売れるようになってきたら、『ネットなんかやめろ』と言っていた社長(父)が黙ってコーヒーを入れてくれた。
と、書いていた。
今では年商数億円を売り上げる会社に成長させている。この、結果を出したことよりも、初期段階になかなか売り上げが上がらなくても、「けっして諦めない!結果が出るまで遣り続ける!」 この彼の思いに脱帽である。
最近、やっと本格的にホームページ作りに取り組んでいると、ネットで答えを出して行くのに、大変な時間と労力、才能が居ることが判ってきた。