高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

オーダーメイドの竹かご屋    手提げ籠

2009年10月16日 09時05分41秒 | 作品紹介

お客様からのオーダー品の手提げ篭が出来上がりました。
元々は、通常の大きさの「手提げ篭
 この写真が通常のもの

Photoを持って頂き、この篭をお客様の用途に合わせた大きさや、形・仕様・などなどを変更することになった。

サイズを横に10センチほど大きく、
ふっくらしないで、シャープに立ち上げて、
防水を兼ねて、中に和紙を貼る、
巾着の内袋を取り付けて、
籐の手では無く、持ったときに柔らかい紐の手を付けて、
手提げだけでなく、肩から提げれるようにもして欲しい!

との、オーダーである。

オーダー品を作るときは、既存の作品を作るより、2倍3倍の手間が掛かる物である。立ち上げの形を出すまで何度も編み直し、形を決めていく。形が出来てからは、手をどうするか?いろんな手を取り寄せてみて、この篭に合う色や形を決めていく。

大体、形が出来たので、中側に和紙を張り、乾かす。最後に内袋を取り付けて出来上がり。言葉で書けば、これだけのことであるが、実際は進んだり、戻ったりの繰り返し。しかし、手を掛けて出来上がった物は、満足できる物が出来上がった。

Dsc_0015_2

これが出来上がった手提げ篭だ。

早速、我が工房の専属モデルの「T」さんに持ってもらい撮影。(モデルと云うのはウソです、工房のメンバーでモデル並みと云う意味で。)

Dsc_0028_2
オーダーメイドの竹かご屋さん」を工房のコンセプトにしていきます。

竹工房オンセ

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コメント (1)
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