高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

カメラケース

2009年10月24日 06時19分42秒 | 作品紹介

大阪のお客様からのご注文。このお客様は、若いのだが、伝統工芸品の様な手を掛けた工芸品が大好き!私どものバッグや携帯入れを愛用下さる方で、モデルになっても可笑しくない様な綺麗な人からのご注文。ついつい、制作にも気持ちが入っていきますね 

「大事に使っているカメラがあるのですが、それに合うケースを作って下さい!」昨年、カメラを見せて貰うと、今風のデジカメでなく、シンプルなフィルムカメラである。「カメラにも拘りがあり、このカメラで無いとダメだそうだ。」

「蓋付きで、肩から提げれるように!皮ひもでなく、組紐で下げれるように!」というオーダーである。」
カメラのサイズを測って、一応、オーダーをお受けする。

Cimg0634 今年の春に大体の形が出来たので、試作品を一度送り、「ちゃんと、入るかどうか?」試して貰う。しかし、高さはピッタリ、全体の大きさも丁度良いのだが、縁の四隅の角が少しカメラに擦れてキツイ!ようだ。

もう一度、縁の1ミリほど大きくして作り変え。

肩から下げる紐もあちらこちら伝手を頼って、探しに探す。やっと見つけた正絹の帯締めも、ピッタリである。後は、最後の紐の長さを調節する金具を探しているところである。

○○さん、もう一息です
から、もうちょっと待ってね 

Cimg0649 いろんな小物が出来ました。

もう一つ、これも2年越しになっている、「提藍」こちらも、強度を付けるため、全面遣り変えに掛かっています、もう暫くお待ちください、すみません!


竹工房オンセ

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コメント (1)
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