今夜は決戦！

「今夜は決戦！」
ドリカムの歌にこんな題名の歌があったが、まさに今の私<wbr></wbr>の心境である。
私は今の竹細工をする前、外食産業で働いており、店長を<wbr></wbr>していた。今から30年前に、当時使っていたアルバイト<wbr></wbr>生とは、今だに集まって一緒に食事をする。

今日はその中でも、一番の肉食いの鈴木がやって来る。ヤ<wbr></wbr>ツがやって来ると云うだけで、気分は完全に戦闘体制に入<wbr></wbr>った。

当然、昼メシは抜きで夜に備えなければ為らない！
今夜は焼肉屋で決戦だ！

果して、7時50分に鈴木はやって来た！奴の方も、闘志満々である。もう一人、レフェリーとして参加しているのが、同じく当時のアルバイト生の井上正憲である。
決戦の場所は、鈴木が指定してきた焼肉屋「神田商店」
http://www.ka-n-da.com/

試合前の、記者会見では、お互いの弱点を罵り合っている。

そして遂にゴングはなった。

まずは、丸腸に始まり、縞腸、コブクロ、ミノ、カルビ、ハラミ、ハツモト、テッチャン・・・・・最初から、掟破りの手あたりしだいの猛攻である。
私は、落ち着いて、ナムル・キムチ・サラダ・サンチュなどと、ゆっくり間合いを取っている・・・・・・・

しかし、私は最初のパンチを合わせた瞬間、「もうこいつとは戦えないな！」と、あえ無く気持ちが折れていた。
とどまる事を知らない、底なし胃袋。とても、尿管結石と高血圧を抱えた人間とは思えない食欲である。
見ているだけで恐ろしい！

可愛そうなのは、レフェリーのビジータ正憲である。
彼は、ひたすらお肉を裏返すだけである。
やけたかな～？と思っている間に、鈴木と私にさらわれていく。焼けども焼けども、口にすることが出来ない！
これで、3人で割り勘なんだから・・・・・・・可愛そうだ！

さんざん飲み食いする鈴木に圧倒されながら、試合終了。如何にか、ＫＯ負けだけはのがれたが、大差の判定負けであった。

「参りました！鈴木さん。」

今回行った、「神田商店」は、どのお肉も新鮮で、ボリュームもあり、◎のお店であった。
料金も、怪物鈴木があれほど食べても、3人で19000円で収まるなんて、信じられない！
町田でも、コストパフォーマンス最高のお店であった。
店員のサービスも◎でした。

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