高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

山葡萄のパイオニア 熊谷さん

2012年06月15日 03時49分35秒 | 職人仲間

美の壺ブーム

テレビの影響力は凄いですね!

NHKの「美の壺」という番組で、
山葡萄のバッグが取り上げられた。その途端に、山葡萄のバッグは何所の会場に行っても、お客間の途切れる時が無い。

Cimg9022 今回も、秋田の熊谷さんが山葡萄のバッグを販売している。<wbr></wbr>
熊谷さん(爺ちゃん)は、
<wbr></wbr>山葡萄バッグのブームの火付け役である。
まだ、ブームになる前の山葡萄は、東北の素朴な民芸品であった。
<wbr></wbr>それを、都会の主婦層に販売していったのが、この熊谷さんだ。

耐久性もあり、無骨な表情が主婦層の心を掴んだ。フレンチ・
<wbr></wbr>ブルドッグやパグなど、<wbr></wbr>ヘチャ可愛い犬がもてはやされて居る感覚に似ている。
決して、洗練された工芸品では無いが、
<wbr></wbr>民具からファッションの世界に引っ張り出したのだ。

以前は、熊谷さんの他に、青森・
<wbr></wbr>山形の数軒の業者が扱って居ただけの品が、<wbr></wbr>今は空前のブームに乗り、多くの業者が扱っている。値段も、<wbr></wbr>昔は3万円くらいから、7・8万円という所あったが、今は2倍・<wbr></wbr>3倍と、高いものでは40万円もするものまで出てしまっている。<wbr></wbr>これは、本来の値段と云うよりは、<wbr></wbr>ブームになって高騰している様な気がする。

そのブームの火付け役が熊谷さんである。まだ、
<wbr></wbr>誰も見向きもしなかった山葡萄のバッグを、<wbr></wbr>表の世界に引っ張り出したのだ。
熊谷さんは、見た感じは、「味いちもんめ」という、
<wbr></wbr>漫画に出てくる、「ボンさん」というお爺さんに似ている。
Crop

話し口は東北人独特の、口の中でモゴモゴと話すので、
<wbr></wbr>半分くらいしか理解できないが、その話し口調が「如何にも、<wbr></wbr>素朴な東北のお祖父ちゃん」と、思わせる。それが、<wbr></wbr>安心感を産むのであろう。

竹のバッグのブームは、いつ来るのだろうか?

「美の壺」で、取り上げてくれないだろうか?

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