高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

牛蛙?

2009年01月13日 07時04分05秒 | 出張

今年は丑年なので、牛と縁があるのだろうか?東京のど真ん中で、夜中に「グォー、グォー」と低い牛蛙の様な音が聞こえる。「何で真冬に、こんな田圃も無いビル街で牛蛙の音がするのだろう?」……、隣の部屋のクソオヤジの鼾だ。(たぶん、どっかのオヤジだと思う)一晩中グォー、グォーと鼾をかいている。東横インの部屋の壁を通り越して響いてくるのだ。牛蛙の鼾のせいで夜中の3時に起きてしまった。持ってきていたDVDを見て、今このブログを書いている。

2週間の出張を終え、やっと家に帰ることが出来る。あー、早く家に帰りたいよー。

テレビのニュースでは毎日毎日、景気減退、ウエィッジウッドが倒産……等など、今日も、ソニーが赤字決算、薄型テレビが前年割れなどなど、暗いニュースばかりを、「これでもか!」と流している。

 私は常々、感じていることだが、今回の経済危機もどんなことでも

「起こってしまった事は必要だったんだ。」と思っている。

「どんなに嫌な奴がいても、出会ってしまった以上、この人と出会わなければ為らなかったんだ!会ってしまった以上、私にとって必要な人だったんだ!」と考えることにしている。それと一緒で、今回の経済危機は私にとって、大変なチャンスである。必要な事なんだと思う。

今ほど真剣に、実感として改革を考えた事は無い!現実として、どんな状況の中でも、業績を伸ばしている会社はあるのだから!後は、やるのか?やらないのか?だけである。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 10

2009年01月12日 04時38分45秒 | 職人仲間

長かった2週間の日本橋三越での「巧の技展」も、いよいよ本日で終わりである。結果的には全体でも、「出だし好調、中盤の中だるみ、後半の追い上げ!」とこんな感じで、前年と殆んど変わらない売り上げが出来上がったそうだ。この、経済状況を考えると稀有な事と言わざるを得ない。「さすが三越本店!」「さすが金子組!」

私のところも、「中盤の中だるみの時はどうなるのだろう?」と気が気でなかったが、商品の性格上「こんな物か?」と納得するような数字になってきた。ありがとうございます。

110_006 昨日は、ミラノの展示会でお世話になった、ジェトロ(海外貿易振興協会)の那須さんがお母さんとお見えになり、今回発売したばかりの「本革と竹の名刺入れ」をお買い上げ頂いた。彼女は3年間、大分ジェトロに赴任していたのだが、その3年間を丸々、我々「海外事業展開グループ」の支援に当たってくれた、無くては為らない人であった。「私たちと出会うために大分に赴任していたのでは無いか?」と思うほどである。

最近、オッサンばかりの紹介が多かったので、今日のブログは綺麗どころばかりの掲載にしよう。

110_005香川県から来ている「トンボ玉」の二宮さん。お母さんと一緒に出店されている。母娘とも、このブログの読者だそうだ。彼女のことは、靴屋の杉浦君から聞いていた、「真面目で、可愛くて、とてもとても良い娘です!」とベタ褒めである。「今度、機会があったら、我々の勉強会に参加したら」と話してあったそうな。

確かに、会って話してみると、杉浦君が言ったとおり、「真面目で、可愛くて、良い娘」であった。私が特に印象的だったのは 、背筋が凛と伸びて歩いている姿である。

是非、次回は「勉強会」でご一緒しましょう!

竹工房オンセ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャイルド44

2009年01月11日 08時06分34秒 | ブログ

年末に車の中でFMラジオを聴いていた。番組の中で「最近読んだ面白かった本」というコーナーがあった。その中で「チャイルド44」が紹介されていた。何となく気になっており、今回の出張に出る前に本屋に飛び込んで文庫本を買い込んだ。

出張前半は、福ちゃんと飲み歩いている時間が多く、中々読み始めることが出来なかったが、5日過ぎから読み始めたら、ぐいぐいと引っ張り込まれてしまった。休憩時間も食事の後のちょっとした時間も読みふけっている。あっという間に、上下2巻の読み終えた。

スターリン体制下のソ連が舞台。抑圧された民衆の描写が重く重く圧し掛かってくる。

アマゾンの紹介では

この国家は連続殺人の存在を認めない。ゆえに犯人は自由に殺しつづける――。リドリー・スコット監督で映画化!

スターリン体制下のソ連。国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、あるスパイ容疑者の拘束に成功する。だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、妻ともども片田舎の民警へと追放される。そこで発見された惨殺体の状況は、かつて彼が事故と遺族を説得した少年の遺体に酷似していた……。ソ連に実在した大量殺人犯に着想を得て、世界を震撼させた超新星の鮮烈なデビュー作!

とある。

私が最近読んだ中では一押しの本である。興味のある方は読んでみてください!

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 9

2009年01月10日 09時19分25秒 | 出張

朝起きたら、雨が降っていた。朝歩きをするためにホテルを出て、しとしとと降る雨に引き返した。三越に出勤してみると、お客様が少なく、「本当に日本橋三越なの?」と思えるほどであった。

そんな中、アルバイトについてくれている人の友人がバッグをお買い上げ頂き、片目が開いた。次に、紳士服担当のバイヤーが物珍しそうに私の作品を見ている。話をしていると、紳士服のバッグや財布の担当の人で、革に編地を組み合わせたシリーズを開発しているそうだ。国産の拘りのある竹製品を探していたそうだ。クウォリティーの高い革職人との組み合わせで、作品開発が出来るのであれば、私としても新しい市場に商品開発が出来る。本当に良いものを、JAPANブランドとして世界に発信できれば言うことは無い。是非とも、実現させたいものだ。不況の時にジタバタしても精神的に参ってしまうが、絶えず情報発信だけは出し続け無ければいけない。何処でどんなチャンスがやってくるか?判らないのだから。

夕方過ぎに、常連さんのお客様がお見えになり。波網代の特大バッグをお買い上げ頂き、次回にお求めになるバッグまで決めていって下さり買い物を楽しんでくれた。本当に、こういったファンの方に支えられていると実感する。ありがとうございます。

閉店後は、取引先の社長にご馳走になった。「ネオ・ウィング」という会社の社長さん。インターネットで国内や海外にCDやDVDなどのエンタメ系を中心に販売している。海外にCDを販売している会社としては日本でも1・2を争う会社である。この経済状況でも、確実に業績を伸ばし発展している人だ。

「この経済危機と言われる中でも、会社の伸びているのは何故ですか?」と利いてみると

「速さ、確実さ、サービスの三つです」と即答された。

2時間ほど、お話をしている中で、経営的なヒントを沢山頂いた。 中身はヒミツ!

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 8

2009年01月09日 08時02分43秒 | 出張

昨日は、2回目の新年会。メンバーはちょっとご年配のオジサンばかり、私以外は全員が同じウィークリーマンションで合宿生活をしている。碁盤の松川さん、唐木の高島さん、屋久杉の小林さん、家具の倉員さん、竹垣の睦野さん、硯の下井さんと先輩ばかりである。このメンバーで毎晩毎晩、マンションで飲み事が続いているそうだ。私も「マンションにお出で」と誘われたのだが、地下鉄に乗って、マンションまで行き、飲んだ後、遠い所を帰ってくるのはおっくうであった。皆さんにも、気分を変えて「デパート近くで飲みましょうよ」ということで、新しい会場を探した。

三越から東京駅方面に少し行ったところの中華料理屋「新味園」。日本橋界隈のビジネスマンでいっぱいであった。我々が頼んだのは、料理食べ放題、飲み放題付き3280円というコースであった。少し辛口であるが、料理はどれも美味しい、頼んだ料理が次から次へと運ばれてくる。「これは安い、これだけの内容でこの値段は凄い!」と皆さんにも好評であった。宴会の途中、妻から電話が入った。連絡事項を聞いた後、「今、オジサン連中と新年会をしている」といったら「あなたも充分オジサンよ!」と言われてしまった。60歳くらいの方々だが、皆さん元気が良い。食欲も然ることながら、飲みっぷりが凄い。

110_004 宴会になると「唐木の高島さん」がスターである。この人ほど、トンチの利いた会話が出来る人は珍しい。顔はいつも笑っている、三越に入店する時に社員研修で「口角を上げてニッコリ」とあったが、この人の笑顔はもっと凄い、思わず回りの人を明るくさせ幸せな気持ちにさせてくれる。マンガチックな笑顔である。ロイド眼鏡を鼻にちょいと掛けて終始ニコニコしている。しかし、頭の回転は驚くほど回っている。こんな顔をしていて、英語はぺラぺラ、惚けたことばかり言いながら、ポイントを確実に捕らえ感心させられる事がよくある。

2時間、みっちり飲んで食べて笑って楽しい時間であった。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 7

2009年01月07日 04時47分10秒 | 出張

2週間の催事に出るのは始めてであるが、年の初めから、毎日の飲みごとで少し太り始めてしまった。「福の神」をぶら下げて、毎朝歩いているのだが、8時で営業を終え、その後の飲み食い、少し酔っ払ってそのまま眠ってしまう。こんな事を毎日していたら、直ぐ太ってしまいますよね。ちゃんと、意識して節制しなくては!

後半の1週間は、お酒を節制してダイエットしなくては!

万年中学生の井上さん、私より一つ年上なのだが、この人は「真面目な中学生がそのまま大きくなった」という感じの人である。何処に出張するときでも、折りたたみの自転車を持ち込み、毎朝、10キロ以上走り回っている。

「お正月はどうするの?」と聞くと

「お正月は映画が1本1000円で見れるから、いつも3本見るの!」と

14_003 14_004  今日は、デパートの休憩室で、煎茶を楽しんでいた。玉露を入れた瓶に、小さな湯のみと茶漉し、ポットと簡易湯沸かし器まで持ち歩き、遠赤外線の温度計まで持っている。「これとこれは東急ハンズで買ったの!」と、果ては飲んだお茶葉を持って帰る小さなビニール袋まで、

「この葉っぱをどうするの?」と聞くと

「この葉っぱをご飯に乗せてお茶漬けにすると美味しんよ!」と

「あんたは中学生かい!」ほんとに素直な真面目な人である。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 6

2009年01月06日 07時39分28秒 | 職人仲間

三越での2週間の催事も折り返し地点、数件の業者が入れ替わりをした。我らが福ちゃんもお父さんとバトンタッチである。そんなこともあり、日本橋三越に来た時だけ集まる飲み会をした。メンバーは、しな織の石田さん、籃胎漆器の井上さん、銅器の島倉さん、革靴の杉浦君、それに私のいつものメンバー。そこに、新しく参加した伊万里焼の福ちゃんと錫器の岩切君、紅一点の三越社員の高橋さん。杉浦君はこの飲み会のことを「勉強会」と呼んでいる。

私にとっても、この飲み会はこの半年を振り返って、またこれからの目標を確認する時間でもある。真面目なメンバーばかりなので、こんなメンバーで盛り上がるのかい?と思う方もいるだろうが、馬鹿騒ぎをしないだけで、各人の発表のときはみんな真剣に聞いている。それぞれに抱えた問題があり、向かうべき方向などを聞いていると、自分の立場と置き換えたり、比べたりして、随分刺激になる。発表している本人も、言葉にすることで自分の気持ちの整理をしたり、目標の確認をしている所もある。人が発表している間は、決してちゃちゃを入れる人は居ない。新参加の「福ちゃん」は「5人以上の前で話をすると上がってしまって緊張するんです。」といいながら、普段より少し上ずった声で発表していた。

8時半から始まったのだが、あっという間に時計を見ると11時近くになっている。中身の濃い時間であった。

お店を出て、みんなで記念撮影 パチリ。

15_007

この写真は恒例化して行きたいね!

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 5

2009年01月05日 06時26分46秒 | 出張

14_001 1月4日、昨日までが正月休みの方が多いことでしょう。会場の中も沢山のお客様で賑わっている。この会場を見ている限りでは、「いったい何処が不景気なのだろう?」という気がする。しかし、都内でも日本橋三越だけが「一人勝ち」の現象だと聞く。

私は今回の世界的な経済危機は、もう一度、自分の足元、スタンスを見直す良い機会では無いか?と考えている。

お陰さまで、今まで多くのお客様の支持を得てここまで来ることが出来た、ありがたいことです。何時の間にか、少しずつ販路が拡大され、職人の人数も増えて来た。しかし、我々手工芸に携わる職人仕事は、適正規模で適正利潤があり、あまり大きくなっても良いことは無いのだ。もう一度、今までの出店も、本当に必要なのか?知らないうちに流されているのではないか?考え直さなくてはならない!

この経済状況はしばらく続くものと思われる。たとえ売り上げが3割、4割減ったとしても、乗り越えていける経営体質を作らなければ生き残って行けない。「元々、裸一貫のゼロからスタートしたのだから、また、新しい事業を始める様な気持ちで作り直していかなければならない。」と思う。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 4

2009年01月04日 08時07分49秒 | 出張

1230_0011 東京の門松はこの様にシンプルな物が多い。地方地方で作り方も違うのだろうが、「派手に作ったら野暮ってもんだい!」と言われそうだ。大きさは店構えで大きかったら小さかったりするが、3本の竹を真横に切り、松で回りを飾り、しめ縄を2本。

九州地方はもう少し大げさになり、葉牡丹や旗などで色取りも沢山付いてくる、しめ縄は男結びでぎゅっと締め、結び目の端を2本立てる。一番違うのは、メインになる竹を斜めに切ることだ。

門松はそれぞれの国で作り方も違うのであろうが、地域の文化だな。

昨日、大阪のお惚けちゃんから電話が入り、「今月一杯で大阪の家を引き払い、大分に引っ越します。1月15日、16日にアパートを探しに別府に行きます」と。何と、1年前、大阪のデパートでアルバイトに雇ったおねえちゃん。

「職人になりたいんですけど。」と相談を受け、

「若いんだから、やりたいと思うことを一生懸命やれば良い!」などと、いい加減な事を言ったばかりに、

本当に1年間、雇用保険のもらえる会社でアルバイトをして、準備をしてきた。竹の学校の入学試験は2月である。まだ、受かるとも?受からないとも?判らないのにもう、家を引き払って別府に来ると言う。

「もし、竹の学校に受からなかったら、一年、大分でアルバイトをして来年受けます!」という。何と思いっ切りの良い事か?こんな時は女の子の方が度胸が据わっている。

こんな経済危機が叫ばれる中、じっくりと手に技術をつけた方が良いかもしれない、4から5年掛けて、基礎技術を勉強している間に、世の中も少しは景気が良くなって行くでしょう。それまで、我慢できるか?が勝負ですな。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋三越 3

2009年01月03日 09時38分55秒 | 出張

2009年、三越での初売りである。1月2日。この日は前年の様子を聞くと、朝早くから三越をぐるっと回る様に行列が出来た、と聞く。開店時間も30分繰り上げてオープンしたそうだ。私たち業者も「9時には開店の準備が出来るように」と言われ、8時50分にお店に入った。

13_001 しかし、今年は景気の性だろうか?玄関前に30メートルほどの行列しかなかった。例年出店している業者から「年末は大したことは無いが、二日からが目の回るほど忙しいですよよ!」と言われていたが、今日聞いてみると「二日、三日は福袋目当てで、大したことは無い。勝負は四日からですよ!」と言われた。「本当かい?!」と言いたくなる。

それでも、午後からは結構なお客様の入りである。私の所は商品の性質上、冬は弱いのであるが、この日も、食堂に行くために通ったお客様が、目を引き付けられ、最高級のバッグをお買い上げくださった。こんなお客様が居るので、ここのデパートは面白い。

私が出店しているフロアーの直ぐ近くに、「日本橋食堂」がある。どんなメニューがあるか?覗いてみると、13_005 13_004 サンドウィッチが2940円、スパゲッティが3150円……とさすが日本橋である。とても、我々庶民が食べるような値段では無かった!

あー、こんな事を書いているうちに出勤時間だ、遅刻しそうだー。

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京の人は並ぶのがお好き!

2009年01月02日 07時30分55秒 | 出張

今年のお正月は腰巾着の「福の神」を連れて三社参り、ホテル近くの水天満宮。安産の神様だからあまり関係ない様な気がするが、取り合えず御参りしていこう!

次に神田明神。ここは私だけがお参りした。この後、今公開されている「地球が静止する日」を品川プリンスシネマで見た。しかし、これは駄作であった。あまりお勧めできない。二人とも、見た後がっかりであった。

11_001 品川と言えば、ニュースでよくお目にかかる「京浜ホテル」がある所だ。ホテルの経営は健全な黒字経営であるのに、ホテル経営者が勝手にリーマンブラザーズにホテルの権利を売却し、従業員を解雇した。それに納得できない従業員が組合を作り自主経営していることで、話題になっている所だ。

http://keihinhotel.blog49.fc2.com/

資本の論理にほんろうされられる従業員達、頑張ってもらいたいものだ。同じように、この世界的不況で、簡単に契約解除されている派遣社員たち、同じように振り回されている。

11_005 三社目は浅草浅草寺。浅草の大通りは歩行者天国になっており、沢山の人が行きかう、浅草寺の側まで行ってみるとものすごい行列である。

「お参りは雷門方面へお回り下さい!」と看板がある。長蛇の列である。普段から、並ぶことなどあまり無い、九州からの田舎者が二人、行列を見るなり「もう帰ろー!」とユーターンである。東京の人は何でもかんでも、並ぶのが好きなのだろうか?「こんな何時間も並んでまで御参り等したくないよね」と思わないのだろうか?きっと、並びながら、友達と話をしながら、同じ時間を共有しているのが楽しいのだろう?私には理解できない光景である。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましておめでとうございます。

2009年01月01日 08時50分02秒 | 出張

新年明けまして おめでとうございます。

 本年も宜しくお願いします!

「一年の計は元旦にあり!」と申します。ゆっくり、寝ていようか?と思ったのですが、やはり、恒例の朝歩きから始めなくてはいけない!と思い、6時半にホテルを出発。いつもの朝より、人が少ない。たまに見かけるのは新聞配達くらいである。途中のコンビニで手袋を買い、日本橋から秋葉原方面へ、秋葉原まで来ると、7時前だというのに、あちらこちらの電気屋の前に行列が出来ている。

行列に並んでいる人を見ると、いかにも、「野球帽をかぶって眼鏡をかけ、ちょっと長髪気味、肩から斜めに鞄をぶら下げ、運動靴だ。」 よく、漫画で見る「おたく系」のイメージそのままの人が沢山並んでいる。元旦の福袋を目当てに、夜通し並んでいたのだろう?

秋葉原を過ぎて、神田明神にやって来た。

11_6 年越しの12時頃は人でごった返していただろうが、今は一番人の少ない落ち着いた時間かもしれない?

私も「商売繁盛」をお願いしてきた。

11_9 「商売繁盛」祈願のだるま売りが、夜通しの商いに疲れて居眠りしていたのが、印象的だ。

今年は、年初めから私には「福の神」がくっついている。九州から連れて来た、「福ちゃん」が腰巾着の様に、四六時中側に付いている。考えてみると、これは縁起が良いぞ!

また、今年も私の拙いブログに一年お付き合い下さい。

もう一度、

「本年も宜しくお願いします!」

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする