セイコーマチックとロレックスを修理しました

昨日から閉店時間が1時間早くなり修理開始の時間も早くなりました。
早く帰れるかと思いましたが結局帰りの時間は同じになってしまいました。

修理始めはオメガの婦人物から。昨年末分解掃除をしたオメガの婦人物の時計の部品が入荷してきましたので交換し文字盤・針をつけました。

ワンピースケースの時計なのできちんと時間の状態を見てからでないとケーシングのタイミング調整が大変です。

交換を終えて今時間調整中です。

セイコーマチックです。
Ｎ様からのお預かりです。６２１８Ａキャリバーです。
各ホゾ穴に油が無く止まりの状態でした。特に香箱芯と2番車が地板、受けに引っ付いて固まっていました。
分解掃除の時にほぞ穴が綺麗になっているか点検しながらの手洗いして洗浄時にかけました。
綺麗になっているのを確認してから組み上げました。
風防の交換と分解掃除を依頼され、部品が入ってきていたので交換しケーシング。



次はロレックスです。紳士物のコンビです。
機械は3135が入っていました。
ガラスが割れての不具合で分解掃除、ガラス交換です。
機械内部にガラスの破片が入っていなければガラス交換だけお願いしますとのことでしたが、残念ながらびっくりする位入っていました。
分解掃除です。
傘車の上、おしどり回り、カレンダーの下などなど。
鋭い破片で知らない間に私の指にも刺さっていました。
分解掃除、ガラス交換で完了です。
今日ケーシングしてワインディングの機械にかける予定です。



今日は修理残業はありませんが1時間早く閉店になったので少し残って修理する予定です。
明日また本格修理残業します。