正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ラドー自動巻、インターナショナル手巻、ロレックスを2本修理しました

2012年01月10日 | 時計修理
昨日は夕方5時頃からお客様少なくなったので修理を始めました。
始めはラドーの自動巻です。ASの機械が入っていました。手巻が出来ない状態でした。
見てみるとキチ車割れ、丸穴車の歯と伝え車のカナが折れていました。
ゼンマイの力は凄いです
部品交換、分解掃除、タイミング調整、ケースバンドの洗浄です。
キャリバーはAS1858
K様からのお預かりです。


閉店時間の7時頃に出来上がりシャッターを閉めてから夕ご飯を食べてちょっと休憩をしてからインターナショナルの分解掃除、風防の交換です。
U様(K様)からのお預かりです。キャリバー89
しっかりとして良い機械です。この当時の機械は良いですね。
かなりの片振りが出ていたのでテンプをつってひげ玉で片振りの調整をして出来上がりです。
なかなか微妙な調整で時間がかかってしまいましたが納得出来る範囲までつめれたと思います。
風防の交換も終えてケーシングしました。



次はロレックスです。
S様からのお預かりの紳士物コンビの時計です。
キャリバー3135 まだ少しですが油は残っていました。この状態での修理は部品も痛めないで良いと思います。
ケースバンドの洗浄、分解掃除、タイミング調整です。
ケースを洗浄しているので今日ケーシングの予定です。



次もロレックスです。婦人用の時計です。
Y様からのお預かりです。キャリバー2235の機械です。
分解掃除でお預かりしました。
SSモデルの一番使いやすい時計だと思います。
分解掃除、ケースバンドの洗浄です。
こちらもまだ少しですが油は残っていました。
今日ケーシングの予定です。



今日はブライトリングクロノ、ピアジェの手巻を修理して帰る予定です。