ロレックス紳士用手巻時計、婦人用SW10ポイントとハト時計、ブランパンを修理しました

昨日は営業中お客様が少なくお昼過ぎから修理させていただきました。

　はじめはロレックスの紳士用の手巻時計から修理開始です。
秒針は動くのですが、分針が動かないとの事です。
置き回りが原因だと判断して分解。
やはり筒かなのカシメが甘くなっていました。
分解掃除、筒カナ締め直し、タイミング調整です。I様からのお預かりで1215と刻印がありました。

　

次はI様からのお預かりのロレックスの婦人用SWモデル。クロノ文字盤に10ポイント。キャリバー2235
裏押さえ部分の不具合です。
オシドリと裏押さえがあたるピン（ポスト）が折れていました。折れた部品が見つからなかったので分解掃除も一緒になりました。部品を注文し入荷してきたら組み上げたら良いところまで組み上げて終了。

　　

ハト時計です。ドイツ製の一番ポピュラーの時計です。
細かな毛埃が歯車に噛んでいました。
ホゾ穴は大丈夫でした。
部品を洗って組み上げ今日ふいご等はつけない状態でケースに組み込んで動くかどうか確認する予定です。

　　　

最後はブランパンです。O様からのお預かりです。
3年前にお掃除させていただいた時計ですが、遠方に仕事で出かけられるとの事だったので分解掃除を依頼されました。
状態はまだまだ良かったのですが、少し遅れが出ていました。
分解掃除、タイミング調整をしていまワインダー回っています。
プラチナケースでローターも金で出来ている高級機種です。

　

今日もはと時計の修理を予定しています。
かなり痛んでいるハト時計で部品がなんとか揃った思いますので分解してみようと思います。
時間かかりそうな感じがします。