本日の高住神社の状況です。
◆晴れのち曇り
◆17℃
今日は午前中は天気が良かったので、オオヤマレンゲを撮影しに行ってきました。
サボリにあらず。名所を案内するのも私たちの仕事ですから(笑)
今回の撮影場所は、「溶岩の壁」と「太いロープのある難所」の個所。
前方を福岡市内のカルチャースクールの団体さんが歩いていて、皆さんもオオヤマレンゲが目当てだったようです。
これが溶岩の壁。
ここのすぐ上にオオヤマレンゲは咲いています。
高住神社から歩いて約15分。
オオヤマレンゲを守るため柵がしてあります。
「あ~咲いているね~」と皆さん喜んで撮影してました。
これが私の撮影してきたオオヤマレンゲ。
細かく観察できるよう、中心の約をアップで撮影してみました。
黄色い先端に、チョンと紅が差したようになっています。
カルチャースクールの先生の説明によると、園芸種のオオヤマレンゲは大陸産で赤みが強いとのこと。
やはりこの色合いは固有種ならではなのでしょう。
そしてもう1ヶ所、一本杉を過ぎた太いロープのある難所のところ。
一度気づかず通り過ぎてしまい、山頂まで行ってから戻りがけに見つけました。
足元に注意してばかりだと、上に咲いている花を見落としがちになりますね(汗
こちらは花弁が開ききる前の花。
葯もまだ中心に寄ったままの状態。
じっくり上から見ると、葯は偏平なんですね。
ここのオオヤマレンゲは見にくる時期が遅かったようで、枯れかかった花がたくさんありました。
三日花と言うようにひとつの花自体は長持ちしないので、咲きほこった時期を見るには足しげく通うか、随時開花情報を仕入れて狙っていくか、はたまた運良く出会わせるかのいずれか。
遠くから英彦山まで来て、この花に出逢えたのはとても幸せなことです。
まだつぼみもあったので、もう少しは楽しめるかと思います。