本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆20℃
梅雨明け宣言が出ましたね。
例年より2週間ばかり早い梅雨明けに、そういえば連日の夕立続きは梅雨が明ける前兆だったのかと納得。
先日、JAたがわの夏のイベントが開催されたので足を運んでみました。
農作物の販売や農機具即売会、各支所の露店があって大賑わい。
地鶏の炭火焼きや焼きたてフランクフルトを食べ歩いたなんてよだれが出そうなグルメ話はさておき、イベントの締めに香春町で新嘗祭の献穀田を作っていると発表がありました。
新嘗祭(にいなめさい)とは、宮中ないし全国神社で執り行われるその年に獲れた新穀を神々に捧げ饗する収穫感謝祭のこと。二月の祈念祭に豊穣を祈願し、それが叶ったことへの感謝祭ですね。
宮中においては天皇陛下自ら天照大御神をはじめ天神地祇の神々に新穀や御酒などを献じ、この新嘗祭を執り行います。
その祭りに捧げる特別な稲を作る地として晴れて香春町が選ばれたということで、ブログのネタ探しがてら寄ってみることに。
一面の青田。右にこんもり見える山は仲哀天皇ならび神功皇后の伝説が残る鏡山です。
古来より田河の里として万葉集にも詠われた土地・香春ですが、今でも水田が多くあり、地名が名づけられた往時がありありと目に浮かびます。
その鏡山の地に献穀田はありました。
竹やらいで囲まれ、入口には鳥居が立ち特別な田んぼであることを示しています。
水田の他に隣では粟が育てられていました。
JAたがわのHPによると、福岡県よりJAたがわを主体として依頼があったそうで、恥ずかしながらこうした動きがあることを知りませんでした^^;
作られている米はやはり県産米の「夢つくし」か「元気つくし」なのでしょうか?
ちなみにこれらの米の「つくし」というのは、北部九州の呼名である筑紫のゴロ合わせだそうです。これも初耳!(笑)
こうして気づかないところで精一杯頑張っている農家がいると思うと応援したくなりますね。
収穫された米と粟は、皇室ならび明治神宮の新嘗祭に奉納されるそうです。
無事に育ちますように。。。