本日の高住神社の状況です。
◆晴れのち夕立また元通り
◆22℃
晴れから一転、雷をともなう夕立に。
いつまで続くかと心配でしたが、早々に通り過ぎていったので通り雨だったのでしょう。
ゴロゴロと雷鳴の置き土産だけ残していくので困ったものです。
さて、今年の夏越祭ですが、冷やし甘酒に続き一風変わった御礼品を用意しました。
授与品として神饌米を皆様にお分かちしているのですが、今回は「五色米」を準備。
五穀米ではありません、五色のお米なのです。
五行思想に基づき、青赤黄白黒の五色をお米で表しました。
(五行の配置を間違えて写してしまいました 汗)
白米の白、発芽玄米の黄、黒・赤・青(緑)はそれぞれ古代米の黒米・赤米・緑米として五色に当てています。
健康食ブームとあって古代米をご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、古代米とは原生種に近い品種のこと。
アントシアニンやタンニンといった色素によってこうした色がつくのですが、ミネラルやビタミンなどを豊富に含み、白米が持たない栄養素を摂ることができるのです。
それらを混ぜて炊いたのが下の写真。
一袋約1合(若干多めに入っています)と白米1合をあわせての2合炊き。
黒米の色素で紫がかった色合いが出てきます。
(本来なら古代米だけ吸水させてから炊くようですが、少量なので通常通り白米と一緒に吸水させて炊いても問題ないようです)
噛むとプチプチとした食感がアクセントになり、また咀嚼率も上がるのでお子様の健康促進に最適。
ちなみに古代米はすべて県内産。黒米は香春町、緑米は添田町、赤米は糸島市(二丈町)で作られています。
地産地消にも役立つので一石何鳥?
お米には「稲魂(いなだま)」といって霊力が宿っていると云われており、古代米の原始の力を体内に取り込むことでさらに生命力の源を得られるでしょう。
生産農家の限られた貴重なお米。今回限りの特別撤下品です。
※注 五色米は祭典に初穂料を包んで頂いた方のみの授与品となります。数量限定で参拝者全員にお配りできませんので、ご理解のほどお願い申し上げます。