高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

4月11日(木)の様子

2013年04月11日 11時06分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雪のち晴れ

◆-1℃~2℃

 

朝からの雪。

先日7日も雪が降り、テレビで4月の雪景色と放映されたのですが、またもや。

Imgp3897

神社下ではヤマザクラが花を咲かせ始めた時期なのに雪とは驚き。

季節はずれの雪と思わず桜吹雪と見間違えた、なんて言う人もいました。

 

Imgp3895

雪なのか桜なのか見紛うようなぼたん雪。

なごり雪なのか戻り雪なのか、どう例えたらいいんでしょうね?なんて話をしていたら、

『これは“狂い雪”とでも言ったらいいかもね。』

こんな言葉があるか分かりませんが、狂い咲きなんて言葉もありますし、時期はずれの雪なのでそう例えてもいいかなぁ。

 

Imgp3901

11時くらいには境内は真っ白に。

春の冬景色に時が戻った感覚にさえ。

 

昼には溶けましたが、天気屋な気候なのは山の特性なんでしょうねえ。

こんな驚きが待っているのも英彦山の面白さなんだと思います。

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4月9日(火)の様子

2013年04月09日 15時38分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆5℃~

 

仮社務所でバタバタと騒ぐ音が聞こえるので何事かと見てみると、一羽の鳥が迷い込んで飛びまわっていました。

Imgp3894

オリーブ色の羽。シジュウカラのようです。

屋根の隙間から入り込んだようで、被写体になってもらおうと刺激しないようそっとレンズを向けて・・・

 

ここは野鳥の宝庫ですが、こうした珍客が迷いこんでくることは珍しいもの。

掴まえられるかな、と手を伸ばすと、指先を一旦の止まり木にして飛び去っていってしまいました。

小さな鳥の爪の感触、重み、温もり。

わずか数秒の出来事でしたが、触れた瞬間に伝わってくる鳥の感覚に、一瞬とはいえ全神経をそちらに向けてしまった子供じみた好奇心を感じたことに、思わず笑みがこぼれてしまいました。

大人になっても自然と触れ合うのは面白いものです。

わずかな一瞬の出逢いがこうして刺激となり、自然への興味をますます深くさせる。

植物愛好家から野鳥観察家、はたまた昆虫採集など様々な肩書きの人が通り過ぎてゆくこの英彦山ですが、分野は違えど自然に興味を持つことでは同じ。

こうした偶然と発見がどこに潜んでいるか分からないことが自然と遊ぶ醍醐味なのでしょう。

 

野鳥観察のため山頂へ向かうH氏に写真を見せたら、ほぅ、と驚いた様子。

シジュウカラは民家の屋根などに営巣するらしいから場所を探していたのかも知れないねと、またひとつ勉強になりました。

 

もう英彦山にも夏鳥が来ている様子。

またあの鳥たちに出逢えるかもと思うと、これからが楽しみでなりません。

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4月3日(水)の様子

2013年04月03日 14時35分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り(霧)のち晴れ

◆3℃~

 

朝は霧が深かったものの、昼ごろにはスッと消えて良い天気に。

天気も良くなったことだし・・・とばかりに、帰り際に遅ればせながら守静坊の枝垂れ桜を観に寄り道してみました。

Imgp3872

豊前坊から下ってゆくと入口が分かりづらく見落としがち。

馴染みの写真家さんの案内で入口を教えてもらいました。

こんなところに坊跡への入口があったなんて、歩いてみないと気づかないものです。

 

Imgp3864

これが噂の枝垂れ桜。

ちょっと時期が遅かったようで葉桜に変わりつつありますが、200年生きる老木の見事な枝ぶりは目を見張るものがあります。

 

Imgp3867

見上げれば天から覆いかぶさるように降る桜。

惜しむべきは葉が出始めていたこと。もう少し早く来れば良かったですねえ。

 

文化・文政の頃に京都祗園の枝垂れ桜から分植したといわれてますが、江戸時代後期には様々な桜が品種改良されて愛でられていたようで、この桜もそうした桜ブームのものなのでしょうか。

調べてみると、京都の円山公園に「一重白彼岸枝垂桜」というのがあり、”祗園の夜桜”として名所になっているとか。これと関係がありそうな気もしますが・・・どうなんでしょうね??

 

Imgp3869

枝ぶりを見ているだけなのに不思議と飽きないもの。

この歳になるまで幾多の風雨にさらされ、折れては枝を伸ばしを繰り返し、老齢とともに風格が増してきたこの桜。

かたちこそ深山隠れの朽木のようでも満開の花を咲かせ続けているように、これからも老いてなお盛んであってほしいですね。

来年こそは花盛りに来てみたいものです。

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4月1日(月)の様子

2013年04月01日 16時10分51秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆4℃~10℃

 

今日から4月ですね。

4月1日を迎えると色々なものが一新されたような気がするのは私だけでしょうかね?

そういえば「四月一日」と書く苗字があるのですが、何と読むか分かりますか?

これで“わたぬき”と読むそうです。

昔、冬用の防寒着であった綿入れから綿を抜く目安にしていたことからそう読むようになったということ。

綿入れとはちゃんちゃんこや半纏などの総称。今でいうならダウンジャケットでしょうね。

綿を抜いた着物は裏地つきの袷(あわせ)という着物に早変わり。

こうして同じ着物を工夫をほどこして大事に着まわしていたそうです。

難読苗字ですが、こういった季節感と遊び心が感じられる苗字があるのも日本人らしさですよね。

 

さて、今日は月次祭の日。

供物に季節の山菜をそろえてみました。

Imgp38551

中央上はセリ、右はミツバ、中央下はユキノシタ、左はタラの芽です。

どれも歓遊舎で買ったもの。

祭典の後、撤下してからFさんに料理してもらいました。

 

Imgp38591

タラの芽とユキノシタは天ぷらに。

タラの芽は天ぷらにすると美味しいですねえ。

ユキノシタは境内にも自生してますが、トレイに子供の字で「天ぷらにするとおいしいよ!」と書かれていて、ほっこり気分になってついつい買い物カゴに入れてしまいました(笑)

食べた食感は大葉の天ぷらより少し肉厚で、パリッというよりシトッといった感じ。

Fさんが衣を見て「雪がついてるようね!」と言い得て妙な表現をしていました。

 

これら旬の山菜は歓遊舎で手に入ります。

ブログでイベントや旬の情報をお知らせしているので良かったらどうぞ。

道の駅「歓遊舎ひこさん」のブログ http://ameblo.jp/kanyushahikosan/

 

まだまだ綿入れが離せない英彦山ですが、こうした旬の食べ物から春の元気を分けてもらって新年度からもがんばっていきたいですね。

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