気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

九輪草 (高島市朽木能家)

2021年05月17日 | 山野草

 

平年より3週間も早く昨日梅雨入りしましたが、今日は朝から時折強い雨が降る鬱陶しい日になりました。

例年なら爽やかな季節で、五月晴れの日が続くのですが、それを飛び越えてジメジメとした季節を迎えてしまいました。

九州では記録的な豪雨になっている所もあるようで、これからはまた集中豪雨により洪水や、台風による被害が懸念されますね。

それでなくてもコロナによる自粛生活が続き、ストレスがたまる日々を過ごしているというのに、

追い討ちをかけるような梅雨入り宣言に、余計に気分も落ち込むような気がします。

連日テレビニュースでは、日本のワクチン接種の進捗状況について報じられていますが、予約すら取れない状況が続いているようです。

アメリカではコロナワクチンが余ってきているようで、地下鉄の駅構内で接種が受けられたり、

接種した人の中から5人に1億円の賞金を出す州まであって、できる限りの取り組みで、

ワクチン接種率を高める方策がとられているようです。

今日のニュースで、京都府舞鶴市での接種の取り組みを「舞鶴方式」として紹介してました。

接種を受ける高齢者が動かなくてもよくて、会場に並べられた椅子に座って待っていると、

医師や看護師さんが順番に回って来て、接種してくれるという方法でした。

会場で密になることも無く、高齢者が転んだりして怪我をすることもないので、混乱も起きません。

接種を受けた高齢者のインタビューでは、「何の不安もなく座っているだけでワクチン接種が受けられて安心でした」と答えられてました。

色々な方法が考えられると思いますが、混雑を回避し、スムーズな接種が実施できる方法考えてほしいものですね。

 

前回まで安土の沙沙貴神社の花々を紹介してきましたが、今日からは5月11日に出かけた高島市朽木の風景などをアップしていきます。

ここ数年は新緑のこの季節にも、鯖街道の「おにゅう峠」へ出かけています。

ちょうどこの日はお天気も良くて、家内がそろそろ九輪草が咲く頃やね。おにゅう峠へ行こうと言うので、急遽出かけました。

いつも朽木能家地区を経由していきますが、ちょうどこの時期には能家の道端に咲く九輪草を毎年楽しみにしています。

この日はおにゅう峠から初めて福井県若狭方面へ下りて、帰りには瓜割の滝にも数年ぶりに寄ってきました。

まず今日は能家地区の九輪草の紹介です。

 

能家(のうげ)地区についたのはすでに12時を過ぎてました。

 

今年も綺麗に咲いていてくれました。

 

道路の反対側のお家の水場に咲いています。

 

京都府大原古知谷の阿弥陀寺や六甲高山植物園のように、色とりどりの九輪草が咲く訳ではなくて、このピンク色一色です。

それでも道端や、近くの空き地に自生する九輪草は可憐で、毎年楽しみにしています。

 

 

初めて九輪草を撮影したのは琵琶湖バレーの汁谷で、もう随分前のことです。

植えられた九輪草のようでしたが、今も咲いているのでしょうか?

その後は大原古知谷の阿弥陀寺へも何度も通いましたが、もう何年も行っていません。

 

数年前に行った六甲高山植物園も綺麗でしたが、今はコロナの影響で行けませんね。

それよりも通常通り開園しているのでしょうかね?

 

 

 

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こんな道端に咲いてます。能家分校前のバス停です。昔はこの奥に小学校があったそうです。

昨年はこの家のお婆さんと色々なお話をさせていただき、家の裏にあるお庭を見せていただきました。

綺麗に手入れが行き届いていて、九輪草も咲いてました。

今年は撮影後の帰り際に家から出てこられて、昨年のお話などをさせてもらって楽しいひと時でした。

そこそこのお年だと思いますが、元気そうで何よりでした。

 

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を少し離れた空き地に駐車して、ここまで歩いてきたのですが、途中の道端で同年代の夫婦と少しお話をさせてもらいました。

聞けば、実家の片付けや家の補修にこられていたそうで、今は堅田にお住まいだとのことでした。

どちらからお出でですか?・・・大津からです。

大津のどの辺りですか?・・・湖南アルプスの近くです。

そのあたりにもよく行くのですよ。寿長生の郷なんかへ・・・。

寿長生の郷なら自宅からも近い所で、時々私も行っています。

 

 

takayanよりも1歳年上の昭和22年生まれだそうで、生まれ育った生家をリホームして、

年に何回か兄弟たちがここに集まるのだとおっしゃってました。

またお越しの際に居合わせましたら、ぜひお声をかけてくださいねと言われてました。

今はこの地区には3人しか残っておらず、あのお婆さんはそのうちのお一人だと言うことでした。

家は何軒もあるのですが、ほとんどが空き家になっているようです。

 

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この後におにゅう峠へ向かいましたが、途中で蕨とりをしたり、おにぎりを食べたり・・・

峠に到着したのはすでに14時半を過ぎてました。

次回は新緑のおにゅう峠の風景です。

 

撮影日 2021年5月11日

撮影地 高島市朽木能家

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

    



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はりさん)
2021-05-17 17:51:55
こんにちは。
鮮やかなピンクの九輪草が目にしみます。
能家地区は昨年おにゅう峠に向かう途中で通った集落ですね。
山深い静かな集落に咲く九輪草は味わい深いものがありますね。
六甲高山植物園が5月12日から再開したので
(大阪の万博公園はダメですが兵庫県はOKです。)
九輪草や青いケシを撮りに行きたかったのですが
その日は天気がイマイチだったので諦めました。
そのうちにと思っていたら梅雨になってしまいました(笑)
梅雨は嫌ですが自粛中ということもあり諦めもつきます。
6月になったら活動を再開したいと思っていますが
梅雨が明けてくれるといいですね。
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はりさんへ (takayan)
2021-05-17 22:36:21
はりさん、こんばんは。
そうです。
昨年一緒におにゅう峠へ向かう途中に通った集落です。
過疎化が進んで、昔からの住民は3人だけの集落になっているそうです。
集落のの道端に九輪草が自生している光景は、
自然の豊かさを感じさせてくれます。
六甲高山植物園は営業が再開されているのですね。
ヒマラヤの青いケシは本当に綺麗な花ですね。
3週間も早い梅雨入りとは驚きでした。
梅雨が明けるのが早くなれば良いのですが、明ける時期が平年通りなら最悪ですね(笑)
いつもありがとうございます。
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深紅系のクリンソウ (ヒトリシズカ)
2021-05-19 10:20:15
takayanさん

高島市朽木の山里では、豊かな水量で一定温度の水流が変わらず、流れ続けている様子です。

クリンソウはご存じのように夏には小さな芥子粒のような種を多数つけます。これが翌年、春になり暖かくなると、咲きます。
これほど群生するのは、環境が安定しているからと推定できます。自然界の渓流沿いより、やや密度が高いのは、食べにくる動物がいないからでしょうか?

普通の植物園では見かけない密度です。これがいいのか悪いのかは、なかなか微妙な問題です。
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ヒトリシズカさんへ (takayan)
2021-05-19 11:27:00
ヒトリシズカさん、こんにちは。
数年前からこの時期にここの九輪草を見に出かけています。
集落のあちこちで見られますが、このように九輪草が道端で咲いているのを見ると、
この地区の自然の豊かさを感じられるようです。
過疎化が進んで、今では数人が暮らしているだけの集落になっているそうです。
いつもありがとうございます。
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